ノッピキの読書ノート

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扉の向こうに何があるか?
本の扉を開くたびに、ワクワクします。

尾道渡船場かいわい

2006年06月08日 | 小説
「尾道」という言葉は、不思議な懐かしさや憧憬を伴う言葉であるらしい。
「尾道出身です。」というと、「えっ」と驚かれ「素敵な所が故郷なんですね」と言われる。
どうやら、社交辞令だけではないようです。
その後に続く会話や尾道ファンのHP・ブログなどで、そう確信しました。
尾道出身者としては、嬉しいかぎりです。

尾道ファンの方々に呼んで欲しい本の一冊として、「尾道渡船場かいわい」をお薦めします。
尾道同様の「不思議な懐かしさ」伴った作品です。

第7回神戸ナビール文学賞受賞の表題作ほか、失われた青春期への哀惜を描く尾道物三篇を収録されている。
「尾道の一番踏切」「夏の姉」「井戸端の日々」「ベッチャー祭りのあとで」「おとぎ草紙をもういちど」「ふたたび祭りの日に」「尾道渡船場かいわい」
尾道渡船場かいわい

澪標

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