「転ばぬ先の杖」とは、前もって準備や用心をしていれば、失敗する事がないというたとえですね。
会社で自分や同僚などがしてしまった失敗を繰り返さないようにと、後輩にアドバイスをすることがあります。
女性は「気をつけよう」と思ってくれるのですが、男性は関係ない(余計なお世話?)と思うのでしょうか、
差し出した杖を受け取らず、見事に(何度も)転ぶ人がいるのです。
転んで振り返った時に、受け取らなかった杖が転がっているのが見えましたか...?
時には長い杖、時には短い杖、時には細い杖、時には太い杖。
できるだけ適切な杖を渡してあげたい、と思います。
こう考えているのは、今から20年ほど前、あるミスをした時に
(請求書の明細を2枚添付すべきところを1枚しか添付しなかった)
自分は初めてのミスでしたが、お客様から、
これで3回目ですよ!
と言われたのです。
前担当者が2回ミスしていたのです...。
ですが、会社としては言い訳はできません。
その時に「担当替えになった時には、この失敗を必ず伝えよう!」と決めたのでした。