瓦版CARAVAN

かけがえのない我が子、天日古と大日人への遺言一式。「心を強く生き抜いて」と切に願いながら。04.10~07.3

再掲載『森の学校103』~柿月夜、連々 第十夜「終の夜」(2005.11)

2012-01-31 | 閑話
この一週間、 「PCごとき」に翻弄されておりました。 PowerBook/G3にG4のプロセッサカードを差したものを 普段使いしていたのですが、 数週間程前から「速度」が出ないことに加え、 すぐに「落ちる」現象に悩まされていました。 実は夏にも同じ症状が出て、 その時は内臓のハードディスクがCPUの発熱にたえきれず、 お亡くなりになったのでした。 今回も「同じ」だろうと高を括り、 「ミズテン . . . 本文を読む

再掲載『森の学校102』~柿月夜、連々 第九夜「星飛雄馬は夜尿症だった」(2005.11)

2012-01-30 | 閑話
三つの息子が急にオネショをするようになった。 本人も濡れた布団や寝間着にかなりショックを受けているようだ。 寝言も頻繁に言うようになった。 夜中にいきなり、 「天敵」らしいクラスの子の名前を叫んだり、 「熱が有りそうだから(保育園)やすむ」という寝言に 夜毎、魘されはじめたのだ。 あぁ、オマエもタイヘンだ。 彼の人生で最初のストレスが降ってきた様だ。 :::::::::::::::::::: . . . 本文を読む

再掲載『森の学校101』~柿月夜、連々 第八夜「フジコ」(2005.11)

2012-01-29 | 閑話
ジョルジュ・ムスタキの「私の孤独」を聴きながら、 中秋の寂寥を飲み干してみるか。 ムスタキ23才、 18才年上のエディット・ピアフとの出会い、 熱愛、 破局、 放浪。 ランボー、 コクトー、 ラディゲ、 そしてムスタキ。 吟遊詩人という括りはいくつになっても 私をときめかせる。 彼等は「神」や「悪魔」と 「約束の酒」を交わしながら さまざまに流れて行く。 そして人知れず費えるのだ。 詩人を . . . 本文を読む

再掲載『森の学校100』~柿月夜、連々 第七夜「不幸な女」(2005.10)

2012-01-28 | 閑話
十月某日、午前二時を回った頃。 私はくだらない仕事の残滓を だらだらと飲みながらようやく片づけ了え、 仕事場の腐食し始めたドアを蹴りあけて、 小雨の通りに出た。 日本で一番バスの往来の多いという通りだが、 さすがにこの時刻になると車通りは少ない。 タクシーが一台、クラクションを鳴らしながら 私の足元に飛沫を飛ばして走り過ぎた。 クラクションの理由を探して 私は歩道から車道を見渡した。 酔漢が車 . . . 本文を読む

再掲載『森の学校尾99』~柿月夜、連々 第六夜「冬支度」(2005.10)

2012-01-27 | 閑話
拙文「Karma Crabの頃」で、 「中古車流通の現場」で自動車重量税の二重取りが 平然と行われていたことをお話ししましたが、 先日のニュースで、 今度は「自賠責保険」の「横道支出」の問題が明るみに出ていました。 「自動車賠償責任保険」は原付自転車から大型トラックまで、 「路上を走るエンジン付き車両」全てに義務づけられた保険です。 400cc以上の車両ではこれを掛けていないと車検が通りません。 . . . 本文を読む

再掲載『森の学校98』~柿月夜、連々 第五夜「変態」(2005.10)

2012-01-26 | 閑話
和歌山で見つかった 「ハテナ」という微生物がおもしろい。 細胞分裂すると 片方は口のような器官が発達して藻を食べ、 もう一方は光合成によってエネルギーを産み出すそうです。 ひとつの個体から動物と植物が発生する訳です。 そういえば、マユツバ面白ネタで 何年間も「食事」を摂らないのに 痩せもせず健康に過ごしている人々が居るとTVでやってました。 特殊な例として学会もその能力の存在は認めているそうです . . . 本文を読む

再掲載『森の学校97』~「傀儡師たち」(2005.4) 

2012-01-25 | 日と月と水
有名なTAKKIE氏のブログを覗きながらきょう考えたこと。 http://blog.goo.ne.jp/takkie0516/ goo blogを公開されている方なら 一度は訪問されたことのある有名サイトです。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . . . 本文を読む

再掲載『森の学校96』~「まっとうな人々」(2004.12)

2012-01-24 | 日と月と水
1985年、夏。 JT。 その年に専売公社から名称変更した日本煙草産業の通称。 国鉄はJR、農協がJAになり、 民間でも企業名のCIというのがもてはやされていた頃です。 そのJTの横浜研究所。 当時新製品の企画とテイストは ここで煮詰められていました。 日本でもっとも鋭敏なブレンダー(利き手)が 大勢在職していることを聞き付け、 僕らは四人で押し掛けたのです。 昼休みの一時間で構わないから . . . 本文を読む

再掲載『森の学校95』~柿月夜連々、第四夜「三面記事」(2005.10)

2012-01-23 | 閑話
★和泉元彌がプロレスデビュー? ☆新潟中越地震の時、温泉旅行のついでに被災地を訪ね、 「時間が空いたので三時間だけボランティアします」などと、 真顔で事務所に申し出た(複数の)「お気楽家族」を思い出しました。 (念のために申し添えますが、これは「迷惑行為」です) ミルマスカラスばりの必殺空中技を練習中とのことですが、 さてさて。 ★野田聖子議員、一転「賛成票」? ☆選挙時の公約に対する「民意」は . . . 本文を読む

再掲載『森の学校94』~柿月夜連々、第三夜「理髪店」(2005.10)

2012-01-22 | 閑話
今夜は 「Waltz For Debby/Bill Evance」   を聴きながら。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 僕は床屋が苦手です。 もう三十年近く行ってません。 厳密に言えば、 どうしてもパーマネントを掛けたかった時に 美容室に一二度行きましたから、 それ以来ご無沙汰なのです。 二十歳の時に、 梅雨時の後ろ髪のう . . . 本文を読む

再掲載『森の学校93』~柿月夜連々、第二夜「舞踊」(2005.10)

2012-01-21 | 閑話
今夜はトム・ウェイツのデビュー盤を聴きながら、 だらだら行ってみたいと思います。 :::::::::::::::::::::::::::::: ご質問を頂きました。 「『柿月夜、連々』はどう読めばいいのでしょう?」 如何様でも構いません。 「かきづくよ、つれつれ」でも 「かき、つき、よる、れんれん」でも お好きにお読み下さい。 字面からのイメージだけで サブタイトルにしました。 もう少し秋 . . . 本文を読む

再掲載『森の学校92』~「柿月夜連々、第一夜「刺青」(2005.9)

2012-01-11 | 閑話
秋です。 何を眺めても物憂い気分の方も たくさんいらっしゃるのではないでしょうか? 「鬱」などに籠らず、 爽快にあしたが迎えられれば、 とても幸せなことです。 ただY3号のフィルターを被せたように 風景全体を琥珀色に枯らしてしまう風の「移ろい」には 人の心も「寂しさ」にかまけてしまいがちです。 これは「怠惰」かもしれません。 特段にアグレッシブであれと言うのではありませんが、 ビビッドに思考 . . . 本文を読む

再掲載『森の学校91』~「ジーザス・クライスト・トリック・スター?!」(2004.11)

2012-01-10 | ゴシップ
イエス・キリストについての話は 際限なく面白いので、きょうはひとつだけ。 最初の信者行軍のときのことです。 マネージメントをしていたチームの 予想を遙かに上回る人数だったため、 人々に食料が行き渡らなくなったのは スタートしてから一週間もたたないころだった。 もとより下層階級の、中でも食うに窮した人々の集まりであったから、 栄養状態もよくない。 餓死する者も出始めた時、 イエスは最初のトリックを . . . 本文を読む

再掲載『森の学校90』~「神々に二進法の果実を供えよ」(2005.9)

2012-01-09 | 閑話
僕達は神になれるのでしょうか? ふとそう思いました。 IT関連技術の先行きを、 「ユビキタス」と称して統括する流れがあります。 ひとつのストリームとしての呼称ですから、 あまり神経質に捉えるのも大人げないですが、 きょうの「糸口」にしてみましょう。 「ユビキタス=ubiquitous 」の語源はラテン語です。 「同時に至る所に存在する」という意味合いのようです。 翻って、こんにちでは、 あらゆ . . . 本文を読む

再掲載『森の学校89』~「僕らはカメムシのパラダイムに救済されるか?」(2005.9)

2012-01-08 | 閑話
仕事中、iTuneでネットラジオを かけっぱなしにしています。 PCのスピーカージャックから ミニコンポのAUXに繋いでやると、 まるで「ユウセン」みたいに使えます。 国内のFM局のように CMや余計なおしゃべりがないので、 もう五年くらい重宝しています。 デフォルトで300局ほどが内蔵されていますから、 僕みたいな無精者には うってつけの「音楽グッズ」です。 きょうはJAZZのジャンルの 某局 . . . 本文を読む