野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

韓国に行きました

2010年08月09日 | 活動
8月3日~5日 いつもの仲間と韓国に行きました。
今回の目的は、毎週水曜日に行われている、日本大使館前の水曜デモに参加することです。
何年か前に「ナヌムの家」を訪問し、日本軍「慰安婦」被害者であるハルモニにお話を伺い、「こんなことがあっていいのか!こんなことが許されては絶対いけない!」と怒りと憤りを強く感じたのです。
日本に証言者として、ハルモニが来られたときも、行ける範囲内でなるべく集会参加してきました。
同じ女性として、そして子どもたちの未来に責任を持つひとりのおとなとしても、この問題は避けてはならないこと、できることから始めて、問題解決に向けて少しでも前進していきたいと思っています。
そして、今年は、日韓併合100年(韓国強制併合100年)、改めて朝鮮と日本との関係を考えていかなければなりません。正しい歴史認識の上で!
ということで、水曜デモに参加しようとなりました。

第929回水曜デモは、日本軍「慰安婦」問題関西ネットワークが劇をされて、とっても暑い12時前から1時までの行動となりました。劇については、パンフレットが作成されていて、日本語も書いてあり内容がとてもよくわかり、すばらしかった!です。もちろんすべて韓国語で進められているので、私たちには、雰囲気だけでしたが、3人のハルモニたちは、ご高齢にもかかわらず、ずっと真ん中で座っておられました。学生や、外国の人などとても多くの人の参加に驚きました。
そして、3時には、挺身隊問題対策協議会の事務所を訪問し、事務局長の姜さんからお話を伺いました。通訳の方に入っていただき、とにかく問題解決に向けて、非常に厳しい状況ではあるが、ハルモニたちが生きている間に解決できるようにがんばっていることを強調されていました。「戦争と女性の人権博物館」を西大門刑務所のある西大門独立公園内に建設することについても詳しく話されました。
「慰安婦」問題を知らせる展示を行うだけでなく、現在も世界各地で続く戦時性暴力を告発し、このような暴力を根絶するための学びの場、被害女性の人権回復と世界平和を実現するための場として、市民の力で建設する、という強い意志があります。
私たちは、少しでもその実現に向けて、10月23日(土)朴保を迎えて、チャリティライブを企画し、その収益金を建設資金に寄付する予定をしています。
その時には、また来てくださいね!

5日は、オプションで、「分断の現場、非武装地帯を訪ねて」ということで、南方限界線から700m余り離れた韓国最北端の国際駅であるトラサン駅
北朝鮮を最も近くから見ることができる韓国最北端の展望台
1978年にソウルまでわずか52kmという場所で発見された第3トンネル(北朝鮮から3万人の兵士が1時間以内にソウルまで移動できる為に北朝鮮が造ったといわれている)
自由の橋
などをおとずれました。

水曜行動までの時間、タプゴル公園にも訪れました。非常に古い石塔などもありましたが、3・1万歳運動の発祥地でもあり、独立宣言記念塔の前でも写真を撮りました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。