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枚方市平和の日記念事業 

2007年03月12日 | 活動
3月10日(土)枚方市平和の日記念事業として講演会が開かれました。
今、平和を考える ~「沖縄」を風化させないために~ 講師は 筑紫 哲也さん
TBSテレビ「筑紫哲也NEWS23」でメインキャスターを務めているジャーナリストです。
この記念事業は枚方市制施行60周年プレ事業としても位置づけられています。
例年ならば、3月1日に枚方市民会館大ホールで市内の児童・生徒対象を中心に催し物が行われていたのですが、今年は、土曜日の午後とあって、たくさんの方が来られていたようです。
2時から始まり、中司市長のあいさつがあり、そのあと4時終了予定の時間まで、しっかり話されていました。
私が印象に残っていることばは・・・
「あなたの心が戦争を起こす」
・国のためではなく、愛する人のために死ねる、それが美しいという映画が増えてきている
・60年続いた平和が退屈と考える若者、そして閉塞感
・付和雷同の考え方
それが、あなたの心が・・・ということだそうです。
平和を考える とは 自分を考える(自分を疑った上で)につながる。
ここ最近の動きを見ると…過去に関わった問題が今でも処理できていない、ことが明らかで、過去を確実に処理できなくて、現在はうまくすすまないし、ましてや未来を切り開くことはできない、と。
沖縄につながる話は、戦争そのもののスタイルが変わったということから始まりました。
第一次世界大戦では、亡くなった戦闘員は 95%  非戦闘員は  5%
第二次世界大戦では、亡くなった戦闘員は 52%  非戦闘員は 48%
太平洋戦争だけでは、亡くなった戦闘員は 23%  非戦闘員は 77%
朝鮮戦争では、   亡くなった戦闘員は 15%  非戦闘員は 85%
ベトナム戦争では、 亡くなった戦闘員は  5%  非戦闘員は 95%
という結果が出ています。非戦闘員とは…子どもや女性、高齢者など、です。
沖縄はまさしく、非戦闘員がたくさん殺されたところであるわけです。
私自身の時間切れで、最後の詰めを聴くことができませんでしたが、
市として、このようなイベントが行われたことを私はうれしく思います。

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