野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

私の課題

2008年03月11日 | 活動
3月8日(土)ドーンセンターで
 どこに行く?介護の社会化「介護労働から見る介護保険」講師 堤 修三さん(大阪大学大学院教授・元厚労省老健局長) 高齢社会をよくする女性の会・大阪 の学習会がありました。
 2000年、介護保険制度は介護の社会化を進めようとスタートしました。
 介護保険制度導入時の事務局を担い、発足間もない頃に厚労省老健局長であった堤さんのお話でしたが、なんとなく納得できない部分もありましたが・・・
今、介護職の高い離職率など、介護保険の現場は厳しい状況で大きな問題が山積しています。
基本的に「介護の社会化」といいながら、それが本当に進んでいないのが現状だと思います。介護は結局ボランティアとか、女性の仕事ととかいうことで安価な労働力と思われているのではないでしょうか。
 今議会で、民主党から「社会福祉施設等の福祉人材確保対策の具体化と充実に求める意見書」を提出しています。
 なかなか方向性が見出せない課題のような気がしますが、だれでもが安心して生活できる社会の実現の為に、これからもがんばらなくては!

3月11日(火)
 子ども家庭サポーターフォローアップ研修会で、兵庫県尼崎市にある 児童養護施設「子供の家」を訪問しました。
 ほとんどの児童養護施設は戦後設立されているわけですが、「子供の家」は大正15年新設されたそうです。
国の最低基準で運営されている施設ですが、90名の定員で2歳から18歳までの子どもたちが生活しています。
主任の先生からのお話を聴いたわけですが、児童養護施設の厳しい実態(運営面や労働過重でやはり離職率が高いことなど)、またそこに入らなければならない状況になった子どもたちの様子など、難しい課題であると思いました。
以前違う施設を訪問したときに聴いたのは、養護施設の子どもたちは選挙権がないので、政治家からは後回しにされていると・・・。
子育て・子育ち支援は重要な施策です。子どもたちが安心して生活できる環境を求めていかなければなりません。
今では虐待で入所する子どもが多い施設ですが、施設の目的は、子どもたちを家庭に帰すことだといわれました。そうなんですよね・・・施設に入ったからそれで終わりじゃないんですよね。家族再生が大切ですよね。これからも学んだことしっかり活かしていかなくては!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。