野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

映画「靖国」

2008年06月15日 | 雑記
6月14日(土)映画「靖国」を観ました。
国会議員の横やりで、「反日」映画扱いされ、右翼の妨害で、当初上映予定をしていた映画館が、多く上映を取りやめました。
大阪は、第七芸術劇場が上映予定で、そのまま上映されています。
大きく話題にのぼったせいもあるらしいのですが、上映期間も長く、観客も多くやってきているそうです。
14日からの週は、夜8:35~の一回上映ですが、ほぼ満員でした。
8月15日終戦記念日の靖国神社の様子を撮っているドキュメンタリー映画です。
旧日本軍の軍服を着て参拝に来る人たちや、「英霊にこたえる会」の署名活動の様子、追悼集会の様子やその集会に抗議し袋叩きにあった青年など、そして、日本政府によって勝手に合祀された魂を返すように詰め寄る台湾や韓国、そして日本の遺族たちなどなど・・・
で、あらためて知ったのが、靖国神社のご神体は日本刀なんです。
「靖国刀」を作っていた最後の刀匠が、同時にインタビューを受けながら、鋳造を再現していました。
「日本刀」が何に使われてきたのか、が問題なんだと思いました。
結局私が思うには、映画を見る側のスタンスによるのだと思います。
それは、映画「靖国」のことだけでなく、芸術全体に言えることですよね。

他の事で・・・
「慰安婦」を扱ったNHK番組、取材を受けたVAWW-NETジャパンの期待を裏切り、
国会議員の関与があって番組が改変され放映されたことに、バウネットジャパンがNHKを提訴し、高裁では、NHKらの不法行為責任を認める判決が言い渡されました。NHKはそれを不服として上告し、先日最高裁の判決が出ました。
しかし、その判決は、高裁の判決をひっくり返し、NHKには責任がないということになりました。国会議員の関与があったかどうかは不問にしたまま・・・
表現や報道の自由とか言うけれど、国会議員の横やりで、何かが動くというところに本当に自由があるのだろうか、なんだか変な話だと思うのですが、いかがでしょうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。