野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

学習会

2012年02月20日 | 活動

先週は、2月16日、17日と学習会があり、参加しました。

2月16日は、枚教組主催で「守口夜間中学はいま」と題して、守口夜間中学校で教鞭をとっておられる先生からのお話を伺いました。
TVの報道番組でとりあげられたDVDを観て、お話を伺ったわけですが、
本当に、いつも夜間中学生や夜間中学の内容に触れるたびに、教育の原点はここにあり! と感じています。
日本の識字率は100%とだと、ずいぶん前に教わった記憶があります。
しかし、様々な理由で、学校に通うことができなかった人がいるのです。
2000年の国勢調査の未就学者(小学校を卒業していない人)は、大阪府内で、12104人という調査結果が出ています。
現在枚方市からも、北河内には、守口三中夜間学級しかないので、何人も通っておられます。

公立夜間中学の学級数は、全国で35校、大阪に11校あります。他に自主夜間中学は、25校以上あるそうです。
夜間中学の入学資格は、義務教育未修了で15歳以上。府内に在住か在勤。

夜間中学で追及する学びを文字にすると、「奪い返す文字やコトバは、明日からの生活をかちとる知恵や武器となるものでなければならない。地域を変え、社会を変えていく力となる学び」ということになる。その通りですし、
知識を得ること、仲間とつながることによって、各自が前進していく力を得ることが、学びだと考えています。
「生きる力」を育むことは、昼の学校課程の中でも大切な学びですよね。
教育の原点ここにあり!でしょ。

 

2月17日は、枚方市駅周辺再整備ビジョン策定に伴う勉強会 が、職員や議員、地域の人も対象に行われました。
「人口減少時代における郊外主要駅周辺の新しい方向性について」と題して、都市再生機構西日本支社 都市再生業務部長 瀬渡 比呂志さんからお話を伺いました。
1975年私が高校生の時に、枚方市駅前再開発が行われ、緑道もできました。ビルが建ち並びすごいなあ!
と思っていたことを覚えています。
35年以上が過ぎ、枚方近鉄が、2月末で閉店となります。枚方市民会館大ホールや市役所庁舎も耐震が問題となっています。
枚方市駅周辺再整備が急がれる中の勉強会となりました。
他市の事例も挙げられ、連鎖型都市再生の具体的に説明もされました。
まちの姿・方向を共有しながら、公が中心にコントロールし、市民の思いもそこに重ねていくことが重要である、と思っています。
枚方市駅周辺をこれからどうしていくのか、共に考えていきましょう!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。