８月１０日は、枚方市立第三中学校新校舎の竣工記念式典に、文教常任委員会委員長として参加しました。
テープカットを副議長の横でしました。
２年前から三中の校舎の建て替えが始まり、やっと２学期からプレハブ校舎から新校舎へと移り新生活が始まるわけです。
枚方市内で初めてのコンクリート造の校舎だったそうです。私は四中卒業生です。
四中は三中の数字通りですから、次にできた学校です。同じ開放廊下の校舎だったわけですが、四中だけが残ってしまいました。
新校舎は、今までと全く異なった造りとなります。
・回廊型校舎配置
・前のより広い教室
・デッキテラスで生徒が集える開放的な中庭
・新指導要領に則り、武道場の整備
・太陽光発電パネルの設置
・災害用マンホールトイレの設置対応
何よりも化学物質対応ということで、化学物質過敏症（CS)の子どもたちが安心して学校生活をおくれるよう、空気中の揮発性有機化合物の総量に配慮した学校で、府内では初めてと聞いています。
各階に「無機質の部屋」と呼ばれ、床が金属素材で、化学物質が空気中に出ない内装材を使う。
金属アレルギーの生徒がいる場合も見越し、「有機質の部屋」も用意されています。
和室（茶室）もあり、畳は農薬等の影響もあるので、ポリエチレン製で全てつくられています。
畳独特のにおいもありません。
建設業者や内装工事をした会社にも化学物質対応に大きく貢献されたこともあり、感謝状が贈呈されました。
シックスクールと診断された生徒の保護者が校舎建て替えについて、配慮を市に求めたことがきっかけとなったわけですが、このように「一人ひとりを大切にする」ということが実行されていることがうれしいことだと思います。
昨年３月の代表質問で、私も取り上げた内容ですが、新しい校舎、三中におめでとう！ですね。
５０周年記念事業として、中庭にモミの木の植樹がされました。
ウッドデッキがあり、芝生の中庭・・・明るい校舎で子どもたちが、楽しく学校生活を送れることを願うばかりです。
