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東日本大震災から学ぶ 防災シンポジウム

2011年08月14日 | 活動

8月11日(木) 東日本大震災から学ぶ 防災シンポジウム が、メセナひらかた 大会議室で開催されました。

第一部 基調講演 「東日本大震災から学ぶ」 と題して、(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 紅谷 昇平 研究主幹 
多くの資料を用意していただいていましたが、時間の都合で割愛されながらの講演となりました。
大津波の被害の大きさ もあった東日本大震災ですから、今後の地域防災としては・・・
・地域の拠点施設の防災性を確保するための対策、拠点施設が被災した場合の代替拠点確保に向けた対策を進める
・学校での防災教育が、多くの命の生死を分けた
・ハザードマップ、被害推計を超える事態も起こりえる
・ハード対策の限界を知り、ソフト対策を徹底する
・外部応援をうまく使う
など、教訓として述べられました。

第二部 パネルディスカッション 紅谷さんが引き続き司会者として、パネリストとして、窪田浩さん(枚方寝屋川消防組合警防部救急課主幹)、佐々木実さん((社)アジア協会アジア友の会枚方地区世話人)、吉川俊三さん(枚方市立藤坂小学校校長)、小原寿三さん(枚方市コミュニティ連絡協議会会長)、竹内脩(枚方市長)が参加されました。

窪田さんは、緊急消防援助隊大阪府隊第1次派遣隊として、まだ全体の行動計画も決まらないままに派遣隊として出発されたお話を、佐々木さんは、ボランティアとして炊き出しなどを行われたお話を、吉川校長は、教職員のボランティアの様子(夏休みの支援)を話されました。
小原さんと竹内市長は、現在枚方市として取り組んでいる内容を報告されました。

2時間という時間は、内容がたくさんあるのであっという間に終わりました。

いつ来るかはわかりませんが、必ず近いうちに起るといわれている南海・東南海地震、私たちが、安心・安全のまちづくりにむけて、これからもしっかりと取り組んでいかなければならないことをお互いに確認し合うことができたと思います。


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