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健康医療都市ひらかたコンソーシアムキックオフシンポジウム

2012年08月05日 | 活動

8月4日(土) 枚方市民会館大ホールで、12:30~16:00 表題のシンポジウムが開催されました。

竹内枚方市長は、今年度の市政運営方針で「健康医療都市」「教育文化都市」を枚方市のブランドとすることを表明しました。
その一つ「健康医療都市」を実現するためにも枚方市内の医療関係者と協定締結を行いコンソーシアム連携事業を展開することになりました。
枚方市制65周年記念事業としてキックオフシンポジウムの開催となりました。

大阪府枚方保健所・枚方市医師会・枚方市歯科医師会・枚方市薬剤師会・関西医科大学・大阪歯科大学・摂南大学・関西医科大学付属枚方病院・星ヶ丘厚生年金病院・枚方公済病院・大阪府立精神医療センター・市立枚方市民病院 そして枚方市がコンソーシアム構成団体となります。

[コンソーシアム(英語: Consortium)とは、2つ以上の個人、企業、団体、政府(あるいはこれらの任意の組合せ)から成る団体であり、共同で何らかの目的に沿った活動を行ったり、共通の目標に向かってリソースをプールする目的で結成される。(Wikipediaより)]

シンポジウムプログラムは、2部構成となっていて、
第Ⅰ部は、「心の健康について」ということで、『心の健康~心を軽く、いきいき生きるために~』というテーマで、慶應義塾大学講師 植木理恵さんからの講演でした。心療内科でカウンセリングもされています。
ご自身の「朝のため息」から始まり、そのため息をどう止めていくか、を話されました。「あまりにもしんどい時は、回避的コントロールをしないで、苦しみに身をゆだねる」ということの必要性も述べられました。詳しく言語化することがいいそうです。
何よりも自己肯定感(自分を好き)がココロのエネルギーになることを最後に強調されました。そうですよねえ。

第Ⅱ部は、災害医療について ということで、
まずは基調講演「石巻医療圏における東日本大震災への対応」ということで、石巻赤十字病院外科部長・宮城県災害医療コーディネーター 石井正さんが、3.11発災に係わって、その前からのマニュアル作りや、ネットワークづくり等のとりくみから、実際に災害発生後に対応されたことを具体的に、報告されました。
ご本人のパワーもスゴイのですが、どれだけ社会資源とつながっているか、にも驚かされました。
そして、休憩をはさんで「災害医療対策について」というテーマで枚方医師会会長、関西医科大学付属枚方病院病院長、大阪府枚方保健所長に石井先生、竹内市長で、枚方市市政アドバイザー見城美枝子さんのコーディネートでパネルディスカッションが行われました。
それぞれの立場での現状、どのように災害対策が整備されているかを報告され、石井先生からアドバイスなどもいただいた次第です。
医療機関、保健所、行政が協同で行うことの重要性が確認され、やはりマンパワーが大切であり、社会資源といかにつながっておくか、等々…基本の自助力や地域力にも触れられましたが、広域行政、周辺自治体との連携も求められていました。
安心していきいきと暮らせるまちをめざして、このコンソーシアム期待したいですね!


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