野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

社会的広告作りの基本

2009年10月19日 | 活動
10月17日(土)子ども家庭サポーターフォローアップ講座がありました。
今回のテーマは、NPOなど自分たちで、グループを立ち上げ活動していくのに役立つ連続講座です。
私は、今回は申し込みをしなかったのですが、「17日の講座の講師を東京から呼んでいて、とてもすごい人なので、是非に…」と声をかけられ、参加しました。
ソーシャルクリエイティブ「サステナ」マエキタミヤコさんは、本当にすごい!
広告会社に勤めていて、今は独立。手がけられた広告を見せていただきながらのお話でしたが、少し遅れた私は、イラク戦争が始まった頃の、新聞一面広告、「NO WAR」ぬりえになっていて、切り抜いて、ピースプラカードにして、「集会に参加しよう!」という広告でした。朝日新聞に掲載されたのですが、その時の集会には、いつもなら3000人ぐらい集まっていたのが、塗り絵をしたプラカードをもった人たちが、5万人ぐらい集まったそうです。すごいですよね
green peace の捕鯨反対・ジュゴンを護ろう(辺野古沖基地反対)・大地を守る会・100万人のキャンドルナイト 等々 マエキタさんの生き方が、広告作品と合致し、反映されているところがすばらしいなあ と、広告作品だけでなくお話の内容にも魅せられ、「是非に…」と誘っていただいた意味が理解できました。

知らない人は自分が知らないということを知らない。
知らせるのはこちら、判断するのはあちら。
「ただ知らせる」ということに耐えられる力をつける。
告知(ただ知らせるということ)に王道なし。

ということ、基本のチャーミングアプローチもわかりやすく、情報発信をしていかなければならないわたしにとっても勉強になりました。
「文章が多いほうが知的に見えて、少ないと稚拙に感じてしまう」という思いがあったのですが、それは、学校教育の弊害だといわれてしまいました。
そうなのか…と妙に納得してしまいました。
「二項対立から多様性へ・誰が誰より偉いってわけじゃない」
という理念にも共感です。

雨が降り出し、大阪港までなんとなく気持ちは向かなかったのですが、
講座に出てなんだかとっても得した気分で次の予定に行けました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。