３月１４日(水) 枚方市立中学校の卒業式が行われました。
私は、近くの第四中学校に列席させていただきました。
２６５人の卒業生、一人一人卒業証書を校長先生から受け取り、校長先生や教育委員会からの式辞があり、PTA会長から記念品の贈呈、在校生代表の送る言葉、卒業生代表の卒業の言葉、卒業のうた で無事に閉式となりました。
今年の卒業生代表の卒業の言葉は、男女二人ずつ計４人で行われました。その内容がすばらしかったのです！ もちろんいつものように中学１年生時から３年生まで、各行事への取り組みを通して、仲間意識や団結力が向上したことを３人が順次述べてくれました。
４人目は、昨年の卒業式の日、３月１１日に起った東日本大震災から始まり、生徒会として募金活動や寄せ書きの取り組みなどを行ったことを述べながら、自分たちが「今生きること」を大切にしなければならないことを力強く述べていました。そして、最後に「四中の生徒で良かった」と締めくくられた卒業の言葉、本当に感動しました
どこの学校の生徒もそのように思える状況をつくることは、子どもたちや学校だけの問題ではなく、行政の課題でもあります。
四中は、はたちの集いの参加率も非常に高いです。でも５０％に及ばない参加率の学校もあります。同じ枚方市立の中学校でありながら、その差はなんでしょうか。
しっかりと現状を分析し、教育委員会としても課題解消のために取り組みを進めるように、私も尽力したいと思っています。
今、大阪市長や大阪府知事が昨年１１月末に新しくなり、自分たちが民意だとして、今まで以上に教育に大きく介入しようとしています。その影響を受け、振り回されるのは、子どもたちです。本当に子どもたちを真ん中において、こどもたちの育ちを支援することを考えてほしいと強く訴えたいです。
来週は小学校の卒業式です。楽しみですね…少しは暖かくなっているでしょうね
