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スプリングセミナー

2012年03月23日 | 活動

3月18日(日) 午後の半日、大阪教組スプリングセミナーが開催され、参加してきました。
新年度の各単組委員長・書記長、専門部の代表などが集い、講演と今後の課題や取り組みの確認などを行う場となっています。

委員長の開会のあいさつでは、嘘・まやかし・恫喝・暴力の政治に対抗するには、真実を求めた教育(平和、人権、共生、環境)をつくりだしていくこと、誠実に組合員に寄り添い、執行部の考えを述べ、誠実につながっていくこと と述べられました。状況認識をしっかりと共有し、地域・保護者などすべての団体とつながっていくことも強調されました。
2012年度とりまく情勢と大阪教組のとりくみでは、膨大な資料とともに書記長がしっかりと提案されました。
大阪府教育関係2条例がもたらすもの、どう対処していくのか…

さらに厳しい環境となりますが、共通認識の下、私自身も日政連議員として頑張っていかなくてはならないと 確認することができました。

講演は「職場メンタルヘルス対策をめぐる動向~精神的健康検査義務づけなど労安法改正を中心に~」と題して、西野方庸さん(連合大阪 労働安全衛生センター参与)が多くのデータを使って話してくださいました。
日本の自殺の現実(年間自殺者3万人超えが14年連続)の把握から、その要因となることなどを述べられて、労働安全衛生法改正についての問題点などの提起をされました。
文部科学省の「教員のメンタルヘルスの現状」というデータも紹介していただきました。
これは、私も早速文科省HPから、プリントアウトしました。
一般企業の労働者と異なる特徴などには、現状の厳しさを知ることになります。
「普段の仕事での身体の疲労度合」への回答割合では、「とても疲れる」が教員では44.9%、一般企業の労働者は、14.1%という違い。
「仕事や職業生活におけるストレスを相談できる者の有無」への回答割合では、「いる」教職員は45.9%、一般企業の労働者は89.0%です。また、内訳で「上司・同僚」に相談するのが、教職員は14.1%、一般企業の労働者は64.2%です。
このデータは、私の今後のとりくみにも活かしていきたいですね。

すべてはこどもたちのために、どんなことがあっても、しなやかにしたたかにとりくんでいくことを確認できたかな、と思っています。


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