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12月定例議会閉会

2006年12月20日 | 枚方市議会
 12月20日今日で12月議会が無事終了しました。
 先日紹介させていただいた補正予算や条例案件はすべて可決されました。議会最終日の今日は、追加議案として議員提出議案3件、意見書6件が上程されすべて可決されました。
 議員提出議案とは…、1件は、枚方市議会議員に対する政務調査費の交付に関する条例の一部改正です。政務調査費についての整理がされました。今、東京都の目黒区や品川区議会をはじめとする各区議会で、政務調査費の使途についていろいろと報道がされています。枚方市では、月額8万円の政務調査費をいただいていますが、報道されているような使い方は枚方市では認められていないので、正直「えっ、そんなこと許されているの?!」とびっくりしていました。
 枚方市においては、今年6月議会において政務調査費の領収書の開示を求めた請願が出されました。領収書添付で政務調査費の収支報告を議長宛に提出はしていますが、領収書等そのものは個人保管であること、条例では領収書は公開対象となっていないこと、政務調査費については整理を行っていくことが、請願が提出される前から会派代表者会議で議論されていたので、請願を否決した経過がありました。
 今議会で、議論されていた内容が整理され、条例改正の運びとなったわけです。収支報告書並びに領収書等を議長に提出することが義務づけられ、公開対象になっていなかった領収書の公開を枚方市情報公開条例の定めるところにより行うことが条例の中に盛り込まれました。また政務調査費として使用できる項目を拡大解釈などできないように項目の整理もされました。さらに月8万円を7万円に減額もすることとなりました。実施は来年度4月からとなります。政務調査費については透明性を確保できることになったと思います。
 ちなみに、私は、研修目的として教育・男女共生・子育て・平和などに関する書籍購入、定期購読料などを中心に、インターネット接続料や、研修旅費及び参加費などに政務調査費を使っています。
 他は、職務の執行に対する意見、要望等の記録等に関する条例案です。枚方市のコンプライアンス体制は、2001年に3月に制定された「公正な職務の執行の確保及び倫理の保持に関する条例」を基本としてきましたが、最近「口利き」による不正行為が報道で取りざたされていることもあり、本市においても、議会としての姿勢を積極的に明確にするためにも上程されたものです。本条例は①職員等が職務の執行に対する意見、要望等を電話・口頭等で受けた場合、その内容が記録し保管することと、②その中に特別の取り扱いを求める働きかけが含まれていると思われれば、不当行為等調査等委員会にその記録を提出すること等の内容を規定しています。同じく実施は来年度4月からです。両議案とも、議員としての姿勢が問われることであり、公明正大な議員活動をしていくことが大切ですよね。

民主党から意見書を2件提出しました。
「特別支援教育の充実を求める意見書」「肝炎問題の早期全面解決とウイルス性肝炎持続感染者の早期救済を求める意見書」
どちらも全会一致で採択されました。


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