メロンパンはメロンのパンではないですね。
ピーターパンもパンじゃないですね。
じゃあ、車椅子は椅子なのかというと、やはり椅子ではないんですね。
何が言いたいのかと言うと(笑)
「感覚の麻痺」という話です
最近、新人の職員に指導したのですが
車椅子ってそもそも「身体の機能障害により歩行困難となった者の移動に使われる福祉用具」です
あくまでも、移動の為の道具です。、基本的には常時そこに座るということを想定してません。
なので、人が心地良く座る為の「椅子」としての性能はとても低いです。
リビングでくつろぐ時間も、楽しい食事の時間も
常時、車椅子に座らせていることを、おかしいと思っていない職員も多いのではないでしょうか。
本来ならば、可能なら車椅子から普通の椅子に移乗して頂くべきですね (本人が嫌だと言えばそれまでですが)
その辺が介護現場に常時いる人が陥りやすい「感覚の麻痺」の一つでもあるのかなと感じます。
豊岡
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