きみとのむミュスカデシュールリー

お酒はあんまり関係ありません あしからず

20年

2008-06-11 00:29:01 | わるくない
6月10日を以て、二十歳になりました。

気恥ずかしさプラス誕生日なんてなんとも思ってない自分気取りたいみたいなとこがあったので、いままで誕生日意識しないようにしてたのですが、だがしかし意識しないようにしようとしてる時点で意識してて、毎年逆に悲しい気持ちになってた。と思います。
でも毎年、逆にそれで意識しすぎてたな、と思ったので、今年はもうガンガン意識していこうと思いました。
もう3週間前くらいからずっと考えてた。
というか、やばいなあ、と思ってました、二十歳になるの、やばいなあ、って。
別段何も変わらないけど、何も変わらないままこのまま30、40ってなってって、あとでし忘れたことあったりしたら、まずい、と思ってた。
このまま怠惰に自分の誕生日迎えるべきでないな、と思った。
だから、何しよう、と思って、万が一自分の誕生日に死ぬとしたら、それまでになにしなきゃいけないか考えて実行しよう、とまず思いました。
考えたらなんとなく勝手に涙が出てきて、身の回りの人の元気を確認、それこそじーちゃんばーちゃんから友達まで、しようかな、と思ったんですが、家に帰って改めて日常に帰ると、面倒くさくなったので、やめにしました。
誰かに対するアプローチが面倒くさいなら、心の中で、まあ20年をふりかえってみよう、と思って、帰り道とか、自転車に乗りながら、いままでなにやってたっけなあ、ということを思い返したりしました。
悪いことばっかり覚えてるのが自分らしいなあと思った。
知ったかぶりするな!って怒られたこととか、親を騙すな!って怒られたこととか怒られたこととか怒られたこととか。
あと、誰かがいないときのさみしい気持ちとか。
喋れない自分のこととか。
でも、20年、見守ってくれてた人がいることの温かさは感じた。
すごい、よ。自分が小さかったこととか、いっぱい考え方が変わったこととか、それに付き合ってくれてた人のいたこととか。
人より付き合ってきた人の数はすくなかったかもしれないけど、でもそこにたしかに誰かはいた。
自分がいままでなにをしてもらってきたかを考えると、妙に謙虚な気持ちになった。
何をしてくれるか、期待ばっかりして、他人と比べて、悲しい気持ちになるより、たぶんしあわせなことなんだろうな、と思い、まあ当日誰も祝ってくれなかったとしても、イコール別に嫌われてるわけでもないだろうな、とも思い、というか考えすぎてどうでもよくなったりして、なんだか、穏やかな気持ちで10日を迎えることができました。
実際、祝ってくれる人もいたりして、うん、うれしかったです。

結局ただの日で、別段何が変わるわけではないけど、契機なんだろうなあと思った。いろいろ考えるための。
できたら毎年振り返ろうと思った。普段は忘れてる、蓄積されたものを、たまに振り返ると、自分が思ってたより果てしない日々がそこにあって、なんとなくすごいなあとおもえる。思えます。

うむ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとう (zord)
2008-06-15 18:26:43
おめでとう。僕のちょうど半分ですね。とにかく何でもやってみるといいですよ。
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ありがとう (大橋)
2008-06-22 02:10:19
ありがとうございます。半分なんですね、びっくりです。
ずっと見ててくださってて、私はある意味すごく恥ずかしいのですが、でも同時にすごくうれしくもあります。情けないとこばっかりですけど、これからも見ててもらえると嬉しいです。
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