きみとのむミュスカデシュールリー

お酒はあんまり関係ありません あしからず

当たり前に持っていなくても

2009-06-04 00:31:41 | わるくない
もしかしたら次の段階というのは、怖いところにあるのかもしれない、と思った。
いままでは、怖い物の周りをぐるぐるして、どうしたらこいつを怖くなくすることができるのだろうか、と思っていたけれど、怖いものはきっといつまでたっても怖い物のままなのかも知れなく、もしそれが怖くなくなるときというのが来るのなら、やっぱりそれを怖いと思いながらも繰り返し踏み込んだ時なのかもしれないなあ、と思った。
怖く思わなくなることよりも、怖いと思いながら踏み込んでいくことの方がきっと先なのだ。
いままでは、もっと理屈でどうにかなるものだと思っていた。

例えば人に裏切られたときの不利益ははっきりと目に映るが、人を最初から信頼しなかった時の不利益は表にほとんど表れない、だから不利益を被りたくないと人を信頼しない人は更なる不利益を被っていることに気が付けない、と授業でいっていて、思わず真剣に聞いてしまった。安定だけが安心なわけじゃない。

あとは自分にどうやってそのことをわからせるかだけだ。

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