きみとのむミュスカデシュールリー

お酒はあんまり関係ありません あしからず

弱小チームの辛さ

2008-08-23 03:42:31 | おもった
ボートを3ヶ月って短期間で練習して大会に出場する、っていう昔のテレビのやつを見てたんです。
大会1週間前とかになって他チームのをみて、圧倒的なタイムの差に愕然としてしまってたりした。
弱いチームの辛いとこ、気持ち悪いとこって、こういうときに出てくるなあ、って、自分が部活やってたころのことを思い出しました。

なんか、力の差がありすぎると、ベターな道をとるか、ベストへの道へをとるかがすごく重要なポイントになってくると思うんです。
ベターな道っていうのは、自分たちの中でベストの記録をつくる、ってことで、例えば私が部活やってたときのを例に挙げると、40対2ぐらいの力差で負けてるときのベターな道は、これを40対20に縮めることなのかな、って。
今までの中では一番いい、っていう。
それをやるなら、捨てていいとこ捨ててペース配分も出来るんだけど、これをやってしまうと絶対に勝てはしない、という。
勝つためには、もう試合すべてフルパワーでいかんと勝てないぞ、と。
これがベストへの道ですね。全力でやればあるいは、という。
でも、全部を全部全力でやりきるのは、ほぼ不可能に近い、っていうのはみんな思ってしまうことで。
でも、「勝とう」と言わないわけにはいかない、って言う…
負けるためにやってるわけではないからなあ。

勝ちたいのに力の差が歴然としているときに、口に出す言葉にほんとの気持ちがこめられなくなってしまうとこ、それが弱小チームの辛いとこだ、と思う。
ほんとの気持ちがこめられないようないい加減なことをしてきたのが悪い、って言われてしまえば、それまでのことなのかもしれないけど、未だに何が悪かったのなんかわからないなあ、体格が大して変わらない人たちが、どうしてあんなに違ったのか。

だから、強い人が、勝つ、って言って勝ちを掴み取るところが本当格好いいな、気持ちいいんだろうな、と思う。自分の気持ちと行為に偽りがなくなるってすごいことだ。どのくらいの努力をしたのか、私には決して知り得ないけども。
北島さんは本当、かっこよかったなー。

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