チビのっち ２０２０年春

チビのっちは長くサポートを受けていました。
高校生になって、心理士さんとのセラピーの回数は減っていました。

小学生、中学生、高校生と定期的に発達検査を受けていました。
今回、春先に発達検査を受けました。結果はまだ聞いていません。
チビのっちが安定しているので、早く知りたいとはなっていません。

今後は２ヶ月に一度くらいの通所になりそうです。

最近、神戸市の児童相談所の問題がニュースになったりしましたが、のっち家は今の担当の方に本当に良くしてもらいました。
適度な距離感で。

ここにたどり着くまでには色々あって、のっちはチビのっちを虐待するところまで追い込まれて、ようやくサポートを受けられるようになって、早期対応はしてもらえてはいないので、確かに十分なサポートとは言えないのかも知れません。
でも、私達があっぷあっぷだったように、児童相談所の方も目が回るくらい忙しいと想像に易いです。


チビのっちには、色々な人のサポートや手が必要でした。
父親との関わりも問題があったので、大人の男の人のサポートも必要でした。

私が諦めず、ずっと愛情をかけてきたから今があると言ってもらいました。
でも、違います。
のっちは子育てを放棄しました。
チビのっちを叱ることも、チビのっちに怒ることもなくなりました。
それは、距離を保たないと、のっち自身が壊れてしまうから。
自分を守るためにチビのっちと距離を取りました。


ともあれ、チビのっちは成長しました。
とても安定しています。
健常生活が送れています。
こんな日が来るとは思いませんでした。

今は外出規制がかかっていますが、出歩くこともなく、大人しく家にいます。
イマドキの高校生なので、スマホ三昧ですけどね。
ちゃんと時々宿題をやっています。
久しぶりにゲームを買ったので、気が向くと、ゲーム三昧。
高校生らしく過ごしています。


穏やかに時間が流れています。
チビのっちの成長に驚いています。
ある日気づいたら、チビのっちは成長していました。
あんなに苦労した日々が嘘のようです。

のっちの病気のせいでしょうか。
ＡＤＨＤと言われたり、グレーゾーン児と言われたりしたことが嘘のようです。
確かに、色んなことがありました。
でも、その実感がありません。

ある日気づいたら、チビのっちは普通の子になっていました。
のっち家にもう嵐の日々は来なさそうです。
苦労したから今があるんだと思いますが、こんな日が来るとは思いませんでした。


今、苦労されている方には全く参考にならないとは思いますが、のっちが言えることは、サポートが必ず必要。
一人で悩んでもなんの解決にもならないし、子供のためにもなりません。
のっち家はサポートを受けられたから、今があるのに間違いありません。
チビのっちは詳しく教えてくれないので、どんな療育を受けたのか詳しくないのですが、あまり療養らしい療育は受けてはいません。
心理士さんとのセラピー？カウンセリング？がメイン。
児童相談所の担当の方も、のっちに細かい話をしたり、のっちにどうしろこうしろと言った話もなかったです。
それがすごく物足りなかったりもしたのですが、今となってはこれで良かったのだと思います。
何が正解ということもないけど、一人で抱え込んでも良いことは何もないです。


皆様にも穏やかな日々がありますことを願っています。

のっち