のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

『くたばれ!!涙くん』一気読み

2022年09月26日 07時10分54秒 | 


<出展:楽天ブックス『くたばれ!!涙くん』より>
無料サイトで一気読み・大人読みしました。『くたばれ!!涙くん』。
そうそう、こんな感じでした。

スポーツマンガだと思っていたのに、
・友の死
・年上女性教師との恋愛
・自分の死

と、思春期直前の若かりし男子だった私には
悲しい切ない思いをさせるマンガでした。

0(ゼロ)の黒豹』といわれ、失点はおろかユニホームを汚したことのない
天才高校生ゴールキーパーが守る鉄壁のゴールを破るために
かつてゴールキーパーだった父親がもっとも恐怖を覚えた作戦を実行する主人公・藤巻俊。
でもその作戦『幻のU』は、自らの命と引き換えの危険な技と知り悩む主人公。
でも、女性教師との恋を忘れるため、自分のいる孤児院を守るために決意。

そしてラスト4分、一度は星一徹のような鬼コーチに実行を邪魔されますが、
再開して再度実行。
キーパーの前と後ろを平行に飛ぶサッカーボール、最後は
ケンカ屋・健のヘディングで『0(ゼロ)の黒豹』初めての失点で勝利しますが、
悲しいラスト・夕日のサッカー場での女性教師からのキスへとつながりました。
ケンカ屋・健自身も好きな人の告白を聴けない耳になって去っていきました。

思い出しました。こんなマンガでした。

サッカーの試合で高校生が、命を賭けるかぁ?

あれから半世紀、様々な経験を積んで、じじいと化した今では
そんなツッコミしてしまいますが、
今でも脳のメモリーの奥底にかすかに残っているということは、
青い私は『これが青春!なんだろうなぁ』と
これから来る未来を期待していたんだろう。

そういえば、
巨人の星』でも、人差し指(だったかな?)に黒い星をもつ美奈さんを失って
絶望のグランドで『太陽と月が同じ空にある。』と立ち上がった主人公・飛雄馬に感動しました。
あしたのジョー』でも、葉子さんの静止を振り切って最後の試合に臨む主人公・ジョーの
有名な真っ白なラストに感動しました。

あのころの純粋(?)な思いは、・・・今どこに(^_-)-☆

取り戻すために、あの頃のマンガをもう一度読んでみよう・・・


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