NHK土曜ドラマ・お別れホスピタル
の感想です。※ネタバレあります。
お別れホスピタル 第1回『死ぬってなんだろう』

<出展:NHK土曜ドラマ『お別れホスピタル』公式ページより>
重いなぁ、このドラマ。
しかも舞台が電気に退院していくことのない療養病棟。
そこで働く看護師・辺見歩(岸井ゆきのさん)と患者さんのお話。
ですが、1話にして担当の患者さんが4人旅立ちました。
3人はほぼ同時に、1人は1人で屋上から・・・
昨年まで、母が入院していた病院を思い出します。
コロナが収まって、病室に面会できるようになった時に、
4人部屋でしたが、なんどか入院患者さんが変わっていました。
前回は居たのに、今回はシーツのないベットになっていたことも・・・
思い出します・・・
ドラマでも、ベットの空きが出たらすぐに別の人が入ってきていました。
それだけ、入院を待っている人がいるんでしょうね。
たぶん今頃は、母が寝ていたベットにだれか違う方が・・・
そしてもう一つ。
延命のために気管切開をするか否かを
医師から選択を迫られている家族の姿も描かれました。
子どもは、父親の『なにもしなくていい』の言葉を
母親に伝えますが、母親はこのままだと、
『お父さんを嫌いなまま別れてしまう』と手術を選択してました。
私も勤務中に、母の容体悪化で気管切開を選択させられました。
気管切開すると、もう声が聞けなくなります。
母との意思疎通か、母の命かの選択でした。
そんな時は、じっくり考える余裕がなく、緊急事態でした。
結果的には、母の姉妹たちのことも考えて、
命を選択したのですが、
その後の母の療養生活を見ていて、
それでよかったのかどうか、ずっと悩んでいました。
そんなことを、思い出させるドラマでした。
全4話、つらくて全部見られないかもしれませんが、継続視聴します。
次回は土曜日のドラマと一緒に感想を書きます。
※あくまで私の感想です。
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