威風堂々、堂々な違反

すき家での事件（前のブログ）のあと、
ちょっとイラつきながら実家に戻るときに
それを見ました。

場所は、自動車教習所前の横断歩道。
その教習所は事務所と教習コースが道路を隔てて別れていて
その道路に横断歩道の白線が書かれていました。

イラつきながら見上げると、
横断歩道の向こう側の停止線にパトカーが止まっています。
特に交通規制や取り締まりのための停止ではなく、
パトカーの後ろには何台かの車が並んで停止していました。
左を見ると、横断歩道を渡ろうとしている
ちょっとお年を召した方。
あぁ、歩行者優先で停止してるんだなと思っていると、
私の後ろから走ってくる車。
私を抜き去って横断歩道に差し掛かった時に、
『止まってください』というパトカーの拡声器の声。
でもその車、その声があったにもかかわらず、
横断歩道を通過していっちゃいました。
『チッ』と拡声器から確かに聞こえたように思えました。
パトカーは、歩行者が私のいる側に歩き切ったことを確認して、
パトライトとウ～ウ～ッのサイレン音を出しながら、
横断歩道の上で方向転換（一回、切り返しがありました）して、
走り去った違反車をおいかけていきました。

パトカーを目の前に見ながらの堂々とした違反に
イラついた心がどっかに飛んでいきました(^_-)-☆

そのあと私もその横断歩道を渡ったのですが、
『この横断歩道って、公式なものなのかな？』でした。
だって、教習所の建物とコースの間に道路に書かれている歩道です。
横断歩道は、手前の信号のある交差点にもあるし、
ちょっと先のちっちゃな交差点にもあるし、
ここに公の歩道を作る必要はないだろうけど・・・

ちなみに横断歩道って、公のものと私的なものってあるんだろうか？
もしあるとすれば、私的な横断歩道も歩行者優先が適用されるんだろうか？

そんなことを遠くにサイレンを聞きながら考えていました。