写真、時々言葉。

美しいもの、心に響くもの、、、、を大事にしたい。

図書館。

2018年06月26日 | Digital


Ricoh GRII / 201806, TAKEO CITY Library

日本語学校に通っていた時に、
決まって日曜日は近くの区立図書館に通っていた。
数少ないテーブルの中で一つの席を確保し、
日本語辞典をめくり、
休憩の時には、玄関先から出てはコーヒーを飲み、入りたい大学に受かるだろうかと、悶々としていた。
図書館には、
言葉を交わすことも挨拶も交わすこともなかったけれど、よく見かける人たちがいた。
簿記の勉強をする人、時折本から顔を上げ不思議な笑みをこぼすものだから、びっくりすることも、、、。
時間を潰すおじいさん、
本棚の片隅においてある椅子に座って眠っているホームレスの方、、、。

東京の五反田なのに、
図書館に行く道は、背が低いビルや住宅、心に響く情景が広がり、
好きだった。

東京に行くたびに昔住んでいだ所に行ってみたいという衝動に駆られてしまう。
実際足を運ぶことは稀であるけど、
もう僕が好きだった二階建ての図書館は存在せず、
あまりにも立派過ぎな六階建ての、文化センターも併設された大きなものになっていた。

考えてみたら、もう二十年も前のことだ。
















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知らないふり。

2018年06月23日 | Digital


GRII / 201709, 東京すみだ水族館

すれ違いに、ある神父様に”お久しぶりです。”と声をかける。
”あ、は〜い。”と答えて下さる神父様であったが、顔は明らかに誰だったっけの表情。
ちょっとは傷つく心、、、。

またある神父様に”お久しぶりです。”とあいさつする。
”あれ、どこかで会いましたっけ、あ、やばいやばい、ごめんなさいね。”と申し訳なさそうな神父様。
知らないふりをすれば良かったと後悔する。






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凄く悲しかったこと、、、

2018年06月19日 | Digital


Ricoh GRII / 20180618, Nagasaki

形も、崩れ具合もそれぞれのダンボールから
記憶の奥底に無理やり沈めた思い出を取り出すかのように、
確かめながら様々なものを取り出す。
更に色褪せた写真や、シワが増えた本、そして少し高かった電気シェーバー等など。
残念なことに電気シェーバーはもう動かなかった。

四年ものの間に動くことをやめていた機械が、これ以上動くことを拒否するかように、
以前のようでない思い出、記憶、感情が、、、私にある。

凄く悲しかったことは、もうそれが悲しくないという事実が
私には悲しかった。














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結果を出す事、、、

2018年06月16日 | Digital


Ricoh GRII / 20180605, Nagasaki

生きるために、結果を出す事、、、
それが普通の生き方だと思う。

だから、
悪戦苦闘する毎日、結果を出すために、認められるために走って、また走る。
器用ではないから、ひたすら走る。








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