駆け引き。 2012年05月29日 | Digital Ricoh GRD4 / Japan 天草 崎津教会、20120523 人生の歩みが難しいのは、 上手な駆け引きが必要からだと思う。 すべてを要求してしまえば、、、 相手は壊れてしまう。 Ricoh GRD4 / Japan 天草 鬼池港、20120523
人生の味。 2012年05月25日 | Digital Ricoh GRD4 / Japan 天草 大江教会、20120523 食堂には、テーブルが四つ、そしてメニューも品数少ないシンプルなものであった。 昼なのに、お客さんはいなかった。 手前にある厨房から現れた彼女は黙々と水が入ったグラスを置く。 その顔には笑顔もなく、、、言うならば、無愛想に徹している。 彼女一人が、この小さな店を切り盛りしているようだった。 食事を作り、運び、そして代金をもらう。 偶然、厨房の入り口の横に、額に入った調理師免許が見えた。 茶色く変色し、年代を感じるその紙には、今の女性の若いときの白黒証明写真が貼っており、 昭和37年という日付が読めた。 想像してみる。 この女性が、この免許を取得した時の喜びと、希望、そして人生の歩みを、 その時の顔の生気を、凛々しさを。 今の彼女の無愛想な接客態度を非難するひともいるが、 私には非難出来ない。 ただ、彼女が今まで歩まれたと思われるその人生の辛さと、疲れを、 私の心にそのまま受け取るのだ。 無愛想でもいい。 その人生を通して、作って下さる料理を、 私は食べたい、、、。
あの世界。 2012年05月22日 | Digital Ricoh GRD4 / Japan 宮古島みつば幼稚園、20120512 思えば、僕は幼稚園に通ったことがない。 だから、幼稚園の世界がよく分からない。 あの子どもたちの世界は、どんな世界なんだろう、、、と思う。 あの世界にも仲良しグループは存在するのかな~、、、。
原風景。 2012年05月18日 | Digital Ricoh GRD4 / Japan 沖縄 石川のある住まい、20120512 古いが、使い込まれた机や棚、テーブルと椅子、ダンス、 そして午後の少し傾き始めた太陽の温かい陽射しを大きく受け入れている窓、 木の床、古いノブ、、、。 しかし、とても整頓されている部屋の写真に、 少し色を押さえた表紙の写真に惹かれて、ある雑誌を買った。 住まいは、住む人々によって常に変化されていくもの、進化されていくもの、 そして大事にされ、使いこなされ、想いが、思想が、記憶が刻み込まれるものではないかと思う。 だから、この原風景が、僕は好きだ。 『BRUTUS』2012 5/15 居住空間学2012
土足。 2012年05月17日 | Digital Ricoh GRD4 / Japan 沖縄 石川のある住まい、20120512 私たちの生活は、、、 普通 土足で入る家で行われる。(もちろん例外もあります)
時間。 2012年05月16日 | Digital Ricoh GRD4 / Japan 由布院 亀の井別荘付近 、20120508 二ヶ月ぶりに訪れた由布院。 ちょうど冬と春という時間を飛び越えていた。 緑が厚く、深くなっている。 時間の流れは、 何よりも、正確で、真実で、裏もなく、嘘もつかない。 だからこそ、 私は、今日も祈りを捧げる。
聞く。 2012年05月15日 | Digital Ricoh GRD4 / Japan 由布院のある食堂、20120507 人の話を聞くということは、 人の痛み、難しさ、刹那さ、そして喜びをも 自分のものにすることだと、、、 最近漸く分かったような気がする。
大根。 2012年05月11日 | Digital Ricoh GRD4 / Japan 由布院 亀の井別荘、20120508 二年前にバザーのために、皆と一緒に大根を植えたことがある。 そのあと、私はここを後にして別のところに移った。 大根は豊作で、とてもよく売れたそうだ。 だからかな~、、、、、久しぶりにここに来る度に、皆はいつも、 また大根植えに来て下さいと言う。
趣味。 2012年05月09日 | Digital Nikon D700 / 24-70 / Japan Nagasaki 西海、20120503 あなたの趣味は何ですか? 高校の新入生歓迎BBQで、新入生皆に質問された項目は「趣味」であった。 出会いの初めには、やはり趣味が聞かれる場合が多い。 僕の趣味は、カメラか写真か分からないぐらい、、、 でも、偶然出会った奇麗な店にはドキドキしてしまい、 何とかその時を収めたくなる。
死。 2012年05月07日 | Digital Nikon D700 / 24-70 / Japan Nagasaki 黒崎教会、20120503 聖アントニオが35歳の若さで亡くなったという話をした時に、 ある方は涙を見せる。 まだまだやることが多い二十歳の若さで、 事故でなくなった孫のアントニオをことを思い出したそうだ。 私にはまだ分からない。 このまま生かされている理由が、、、。