諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

鶴岡八幡宮の地主神。或いは源実朝が暗殺された理由を神道的に考える。その4

2022年12月28日 19時06分21秒 | 神道
続きます。

さて、同じ殺害事件が起きた富岡八幡宮と鶴岡八幡宮には共通点があるのか。実はあるのです。

私はブログのタイトル通り鬼渡神を通して神道を考えておりますが、富岡八幡宮の境内には地主神を祀る神社があります。七渡神社です。弁天池の島に鎮座しております。

祭神は弁天池ですからね、勿論、弁才天です。地主弁天とも七渡弁財天とも呼ばれています。

何度も言いますが、弁才天は戦いの神であり呪いの神、呪詛の神です。敵から呪われるのを防ぐ為に、武神である八幡神で調伏する為に八幡神宮を鎮座させたのだと思われます。

しかし、弁才天、或いはお稲荷様を調伏するのは大変な事です。怒らせたら大変怖い神。八幡神の力だけでは防ぎ切れない。宮司や神職達の真摯な姿勢が大切です。

神職は人と神との懸け橋です。神職は精神が曲がった人物では務まりません。

公暁は鶴岡八幡宮の別当だった。富岡八幡宮の宮司家族である富岡氏は神職としての資質が無かった。勿論、公暁も同様です。

八幡神は源氏の守り神ではあるが、弁才天が静かに鎮まっていないのであれば、八幡神であっても防ぎきれない。弁才天の呪いは発現すると思います。

鶴岡八幡宮では三人の源氏が命を落とした。富岡八幡宮では実の姉弟なのに、前宮司が現宮司を刺殺した。またその伯父も境内で自害している。これらは弁才天の怒りの様に思えてならないです。

でもねぇー、まだ引っかかる点があるのです。

歴代天皇には神を冠する天皇が三名おります。神武天皇、崇神天皇、そして八幡神である応神天皇です。

私はこの三名の天皇は違う流れの天皇だと確信していますが、応神天皇は最後の神を冠する天皇なので、後白河法皇や後鳥羽天皇の守り神であると思えるのです。

天皇家と鎌倉源氏勢は争っていた。そして最後は鎌倉源氏勢が勝利した。

でも鶴岡八幡宮は応神天皇を祀る神社。天皇家の神。私が応神天皇であるならば、鎌倉源氏勢に対しては怒りを感じると思います。

源氏も平家も弁才天を通して呪術合戦をしていた。それで平清盛の家系は滅びだ。

しかし、鎌倉源氏は坂東平家である北条氏に滅ぼされたとも言える。源氏もまた平家の呪詛で滅びたとも考えられる。

そして源氏も平家も天皇家と敵対した。天皇家の流れにある八幡神も源氏を呪った。大変不謹慎ではありますが、そんな感じもするのです。

前日、宮司をしている友人と飲んだのですが、「祟りと言うものは本当にある」と話をしました。

芸能人をしているイケメン??宮司も女性関係で話題となった。それが響いたのか父親が若くして亡くなった。それだけではない。曾祖父??も三角関係に関与し、相手の女性に神社を放火された。

そしてどっかの国の元首相夫人も、瀬織津姫を含めた神様ごっこ??に首を突っ込んで不幸が訪れた。

私、最近、ブログで神道関係について書かなかったのも自分が神に対して不敬な行為をしているのではないかと、心を悩ませている部分もあるのです。父母の事もありましたし。

畏怖の心。これが一番大事です。

源氏も富岡氏も神に対する畏怖の心を忘れた。敵対している天皇家の神を信仰しても難しい部分もあるのでしょう。

私が因果を感じている鬼渡神は弁才天とされる瀬織津姫も含みます。今更ながら怖さを感じています。

畏怖の心。それこそが神道の神髄の様に思います。


ではでは。








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