稲刈りが済んでしまうと秋が深まる吉牟田。
真夏の間はに盛んだった、キャベツや大根などの野菜栽培は麓の方に移り始めます。
ちょうどその辺りから、吉牟田は花の里になります。
花卉栽培をしている複数の農家のビニールハウスでは様々な花の出荷が始まります。
農家によって育てている花は様々ですが、パンジー類とプリムラは吉牟田の特産品とも
言える程育てられています。
プリムラ(「ジュリアン」、「ポリアン」)は色が豊富です。
7~8色の色を我が家では栽培しています。
サクラソウの仲間ですが、優しいピンクからクリスマスにピッタリの真っ赤もあります。
花の大きい品種、バラのように咲くバラ咲きと種類も豊富。
冬でも花をつけるので、これからの季節のガーデニングにピッタリでしょう
吉牟田の農家のビニールハウスを訪ねて好みの花をゲットするのも楽しいかも。
福岡などの九州を中心に出荷されています。
このシールが吉牟田のマーク。
夏になると、吉牟田は一気に活気あふれる集落になります。
それは花を栽培する農家がシーズンに突入するからです。
数軒の農家が主にガーデニング用の花を栽培しています。
今、栽培しているのは秋に植え込み、翌年の春まで楽しめるような花を栽培しています。
花だけでなく、キャベツなどの野菜、米作りなどは春から始まり今は忙しい時です。
苗の移植作業には、多くのパートさんもやってくるので昼間の人口が一気にUP
賑やかな季節の始まりです。
まずは、プリムラの移植作業から。
麓に比べて数度ほど低い吉牟田
(一説には4~6度は違うそうです。でもそこにいると暑くて分かりません)
昼と夜の寒暖差もあるので、早出しのプリムラを栽培することができます。
噂では吉牟田のプリムラは良いそうです
苗1本づつを3寸のポットに植えてゆく地味な作業ですが、
振り返るとかなり植えていると気付いた時に達成感が・・・
今年もプリムラの種まきをしました。
プリムラは暑過ぎるのもよくないので、標高の高い山で発芽から花が付くまで管理しています。
種を蒔く前にまずは苗床のハウスの使い込んだビニールの張り替えをしました。
種は細かいけれどムラなく均等に蒔かねばなりません。
掃除機を改良した手製の種まきマシーンで種をまきます。
プリムラの種は高価で1粒7~8円するものもあります。慎重に大切に蒔きます。
新しいビニールになったので日差しが降り注ぎすぎる苗床のハウス。
しばらく遮光ネットを掛けておくことにしました。
この育苗箱で発芽させ、ポットに移植できる大きさに育つのは7月中旬以降。
先日つくった家庭菜園は今のところ順調です。
鹿にも入られてはおりません。
スイカを保護する為に、苗のまわりにビニールをめぐらせてみました。