平成22年2月10日撮影
平成22年2月9日午前、兎兎はお月さんへ旅立った。13才と1ヶ月強。
平成22年2月10日午前、ペットの火葬納骨などを行っている葬儀専門店で、花と人参とスティッチスリッパと手紙を供えて兎兎を火葬した。
兎兎を火葬にしたのは、兎兎は“うさんぽ”以外はずっと家に居たからだ。その上、高齢になってから戸外に出ることを嫌ったからだ。(過去の記事へリンク)それに、風雨雪猛暑厳寒を知らない兎兎のことを考えると、土の中ではあるが、兎兎が微生物によって完全に分解されるまで、兎兎が寒いんじゃないか、暑がってるんじゃないか、怯えているんじゃないか、寂しがっているんじゃないかといろいろ考えて、気が気でなくなるだろうと思ったからだ。でも、それで、兎兎から手紙の返事(奇跡)を受け取る事ができたからよかった。(←私はそう確信している)火葬当日、葬儀専門店では、いろんなものが用意されてあり、その中から、いろいろと選んだ。柩、骨瓶、骨瓶の袋、記事「はじめに・・・・」(記事へリンク)へ掲載したメモリアルフォットスタンド。柩として選んだ布製のメモリアルカバーに、兎兎が寝ていたバスマットを敷いて兎兎を寝かせ、人参、スティッチスリッパ、私から兎兎への手紙、花を供えた。葬儀は、お坊さんを呼んでの葬儀はしなかった。火葬は、合同火葬と個別火葬と個別収骨火葬があり、私は個別収骨火葬にした。これは、個別に火葬した後、お骨を拾って骨瓶に収めることができるというものだ。これを選択して良かった。お骨を拾うとき、火葬場の方が丁寧に説明をしてくれ、兎兎からの手紙の返事である“奇跡”を、この目で直に見ることができたから。葬儀店への納骨はしなかった。自宅へもちかえりたかったからだ。その後、落ち着いてから、いろいろ考え抜いた末、四十九日に自宅の庭先に埋めようと決めた。
“奇跡”とは・・・・
火葬を終え、雪のような真っ白なお骨を拾うとき、火葬場の方が、「今まで沢山のうさぎさんを火葬してきましたが、13歳という高年齢にも関わらず、骨がバラバラになることなく、しっかりと綺麗に残っているのは、珍しいことです。特に、喉仏、この骨が割れず、その上、ひびも入らず先も欠けることなく、完璧に残っているのは、非常に珍しいことです」と言われた。そして、兎兎の喉仏を私に見せながら説明をしてくれた。「うさぎさんで喉仏が綺麗に残っていることはまれです。喉仏が残っていたとしても割れていることがほとんどで、割れずに残っていてもひびが入っていたり先が欠けていたりするのが普通です。それなのに、割れることもなく、ひびも入らず、先も尖っていて、完璧な状態で綺麗に残っています」火葬場の方は凄く力説してくれていたけど、そのときの私は酷く落ち込んでいて、何を言われても悲観的にしか取れなくて、また喉仏の事を知らない私は、悪い事を言われているんだと思い込み、兎兎は成仏できなかったんじゃないかと邪推し、恐る恐る火葬場の方に訊いていった。「若い子でも割れるのですか?」「若くても割れます。うさぎさんの場合は、大抵、割れた状態で喉仏が残っているのが普通です」「喉仏はなぜ割れなかったのでしょうか?なんでこんなことが起こったのでしょうか?」火葬場の方はちょっと戸惑いながら、「神のなせる技、というか・・・・奇跡ですね」「成仏したってことですよね?」私は一番訊きたかったことをようやく口にした。火葬場の方は怪訝顔になった。(喉仏は火葬する温度では消失してしまうそうだ。だから、喉仏が割れた状態で残っていも成仏らしい)一拍おいて、「はい。大往生です」と力強く言ってくれた。この奇跡が、兎兎からの手紙の返事だと直感させたのは、私が兎兎に手紙を書いたことを知らない友人からのメールだった。『その奇跡は、今まで大切にしてくれてありがとうっていう、にとちゃんへの感謝の印でもあるような気がするな。』この友人のメールは、今思えば、兎兎が差し向けたことかもしれないと思うのだ。なぜなら、私の途方もなく暗く沈んでいた顔は、兎兎が返事をくれたことが嬉しくて嬉しくて、一気に笑顔になったからだ 兎兎は最後の最後まで私に笑顔をくれたのだ
記事が古かったので、この書き込みも見ていただけないかもしれませんが、、、
2日前に10歳10ヶ月になるうさぎを亡くしました
昨日火葬して、うちの子もとってもきれいな喉仏が残っていたのを葬儀屋さんが見て
「自分も以前、お客さんから聞いたんですが、うさちゃんの場合、喉仏はまずきれいな状態では残らないんです。でもこうして、割れずにきれいに喉仏が残っている場合はうさちゃんが飼い主さんに「ありがとう」 って思ってるメッセージなんだそうですよ」と伺いました
きっと兎兎ちゃんも飼い主にありがとうって思ってたんですね!
きららさんのうさぎさんも「今まで大切にしてくれてありがとう!」ってきららさんに伝えているんだと思います!