西村まさと 

日本共産党釧路市議会議員

一人一人を大切にし、多様な声を市政に🌈

2023年12月議会報告 その5 ジェンダー平等編

2024-02-09 17:16:01 | 西村ニュース・釧路市議団だより

2023年12月釧路市議会報告その5ジェンダー平等編ができましたので、このブログにも掲載します。 

主な内容は下記の通りです。🌈

 

ようやくパートナーシップ宣誓制度導入 🧑‍🤝‍🧑

 全道の主要都市では既に始まっているパートナーシップ宣誓制度が、釧路市でも今年4月から始まることになりました。性別、性自認に関わらず、全ての人が人生のパートナーや大切な人と安心して暮らせるまちの実現を目指すものです。この制度を利用すると、例えば市営住宅の世帯向け住宅に申し込みが可能になるとか、パートナーに加え未成年の子も届け出た場合は、パートナーも保護者とみなして子どもの教育・保育に関わる申請手続が可能になるなどです。市営住宅のみならず民間のアパートにも適用が進むよう、不動産業界にも協力の要請が必要ではないかと質問すると、「今後制度の周知をお願いしたいと考えている」と前向きな答弁がありました。また企業の中で、同性パートナーに対する結婚手当、家族手当、結婚休暇などが進むよう、まずは市役所職員の福利厚生制度にパートナーシップの視点も取り入れて見直しを検討すべきと要望しました。

 

くしろ男女平等参画プランが一部見直し 💑

 現在の「くしろ男女平等参画プラン」は2018年に策定したもので、6年目に入り見直すべき点がでてきました。例えば、現行のプランでは多様な性について具体的記述はありません。以前この点について質問した際は、「『さまざまな困難な状況におかれているすべての人が安心して暮らせる環境整備を進めていきます。』という記述があることから、性的マイノリティーの人権はこの文章に含んでいます」と苦しい説明。それでは間接的で説明不足だと強く指摘をしてきました。改訂される新プランにはLGBTという言葉が初めて加わり、「性の多様性に対して正しい知識の周知啓発が必要」と明記されるようになりました。長年の要求が実現しました。

 

多様性に配慮した議会づくりを目指して議論が始まる 🚾

 議会運営委員を中心にした議会改革等検討会議が開かれ、「多様性に配慮した議会づくり」が話し合われました。子育て中の議員がいることから、オンラインによる議会への出席や行政視察などが提起されました。また市議会傍聴席入口のトイレについては、個室化した上で洋式に交換し小便器を撤去してベビーチェアを設置するというオールジェンダートイレの方向で検討することになりました。昨年の市議選で若い新人や女性が増え、これまでの年配男性中心の議会では行き届かなかった課題にも目が向けられるようになりました。

 

 

 



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