西村まさと 

日本共産党釧路市議会議員

一人一人を大切にし、多様な声を市政に🌈

西村まさとニュース 9月議会報告 その4 できました

2023-12-03 20:49:26 | 市政

西村まさとニュース9月議会報告その4ができました。📰

今号は次のような内容です。

 

女性を低賃金で働かせる会計年度任用職員制度 😥

 昨年度末、釧路市には一般会計から給料を支払っている会計年度任用職員が754人いました。これ以外にも市立病院、水道事業、動物園、公立大学などにもいますので、実際にはもっと多くなります。そのうち女性が587人、78%。年収250万円未満が554人、73%と、女性が低賃金で働いていることが釧路市の事例からも見てとれます。「主たる家計の担い手は男性、女性は扶養されるもの」という性別役割分業の上に成り立っている制度ではないかと市長を追及しました。市長は「この制度がジェンダー平等を妨げているものではない」とまともに答えません。この制度には女性で非正規という二重の差別構造があると言われているのに、何も対策をしない姿勢が見られました。

 

しんぶん赤旗の市役所内勧誘行為の自粛を求める陳情が出される 🤬

 市内在住の方からしんぶん赤旗等の勧誘・配達・集金を行わないよう求める陳情が出されました。この陳情の審査の参考として市当局より次のような現状報告がされました。

・職員が個人的に依頼したものを受け取り支払いをするなどの行為までは禁止していない状況であり、政党機関紙についても同様の対応をしている。

・政党機関紙の購読、勧誘については、職員が個人と個人の関係において、その職員の意思により行われている。

・職員から、政党機関紙の勧誘や配達、集金に対して、圧力を感じている等の申出や相談が寄せられたことはない。

 これに対して総務文教委員会では質問が全くでないまま、賛成多数で可決されました。どの新聞を読もうが職員の自由意思のはずです。

 

女性ゼロの審議会が3つ 😿

 釧路市には、各種審議会等には女性を4割以上入れるよう努力義務を課した条例があります。この条例は本当に守られているのかただしました。その結果「行政不服審査会、土地改良事業換地委員会、水産審議会の3委員会で女性がゼロとなっている」と答弁がありました。これらは推薦団体にそもそも女性がほとんどいないことが原因で、今後も女性が入る目途が立たないとのこと。選出母体となる職業にも女性の進出が進むよう、市としても必要な手立てをとってほしいと要望しました。