やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

終わらない日々

2022-06-27 06:32:28 | ポエム
朝の青空の遠さ まだ涼しい風
今日しか知ることのできない 
はじまったばかりの夏

まだ知ることのない未来へと
なにも知らなかった昨日まで
長すぎる一日を 今日もまたはじめたい

いつになったら大人になれるの
先のことなんて何もわからないまま

昨日より今日 今日より明日 なにかをつかみたい
ふざけあった日々にさよなら 
こころの働きを頼りに 笑い合って
こんな日々がいつまで続くの 終わらない日々に捧ぐ

朝陽が射す東の空に わずかな希望を見た気がした



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday

2022-06-26 03:42:47 | ポエム
6月の終わりの晴れた空
大空の雲間から陽が痛い

懐かしい日々 あのころはキミも若かった

くちびるに色をつけて誘う
肩の肌がみずみずしく光る

若々しいとき このごろはキミだけを想う

Sunday
光輝く夏の空 見上げる空は遠く
光放つ夏の太陽 見上げる青空は遠く

見上げる青空を遠く…


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜グルーブ

2022-06-23 13:47:20 | ポエム
気だるい曇った6月の午後
きみからのメッセに答える

大丈夫 すぐに終わる すぐに終わる

90年代にジモティーなんて言葉が流行ったね
都内へ行ったら自過剰なんて言葉を聞いた

大丈夫 ただの流行語 ただの流行語

横浜グルーブ
歩いていて 変なファッション見かけて
見失うヤツもいるんだな キミの服かわいいよ
欲求不満からの他人への出力の高さ
キミも僕もまったくないよね
新人類の上司が言ってた ご機嫌サウンドのVaundy
車で流して 時流に乗るのに ふたりでグルーブ

ふたりでグルーブ…



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は知らない

2022-06-20 16:59:53 | ポエム
移り行く街並みを 通り過ぎていく
空気の流れのように 時間が過ぎていく

無邪気な少年が 走り過ぎていく
遠い昔の自分が 遥か遠くて

なにもかもをつかむためには 
自分の意見を通さないと
そんなふうに争っては 世界は回り続けるから

人生がはじまった時から 夢が広がって
キミと出会って いまさらだけど
自分らしく生きていける気がした 
こんな僕にも 夢のような日々が待っていた
完全独走トップで走る 
まだ誰も届かなかった明日は知らない

まだ誰も届かなかった明日は知らない…


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分自身がまず元気でいましょう

2022-06-20 07:30:53 | ポエム
 年配の知り合いから相談を受けたことがあります。結婚して独立しているお嬢さんが不調で、知り合いがお嬢さんの家族全員分の食事を作り、知り合いのご主人がお嬢さんの家庭に届けているということでした。知り合いもお嬢さんと同じく不調で、健常なご主人は知り合いの不調に「大丈夫だよ」と笑顔でおおらかに答えるだけだと知り合いはこぼしていました。
 知り合いは不調で、365日、マンションの部屋から一切出ません。1階のポストも、毎日の買い出しも、健常なご主人が担当です。知り合いはメンタルも体調も芳しくなく、知り合いはそれでも「主人を家事ができるように導いた」と語っていました。
 しかし相談の本題は「共倒れ」についてです。知り合いのご主人までお嬢さんに振り回され疲れを見せている、ということでした。知り合いは高尚にも「自立にあがいている」とわたしに言っていて、なかなか自立できないらしく、健常なご主人に頼り、お嬢さんに振り回され、健常なご主人まで疲れ果てている様子でした。
 それでわたしは別の知り合いの話をしました。軽いダウン症のお嬢さんを持つお母さんなのですが、とても元気で明るい常識のある方で、ダウン症のお嬢さんに実に明るく元気に接していて、お嬢さんもそんなお母さんが大好きで安心しているようでした。その話を知り合いは「役立ついい話を聞けた」と喜んでいたのですが、振り回されずにいるためには、まずお嬢さんと自分を切り離す必要があります。まず、知り合い自身が元気でいることが肝要なのです。
 知り合いは「切り離さないと、いい保護者になれないね」と言っていました。わたしは嫌な予感がしていました。知り合いの口ぶりは「いい保護者になるために、まず切り離さないと」と言っているようなものでした。
 結果、知り合いは切り離しがうまく行かず、お嬢さんと依存しあったままお嬢さんに振り回され、多分最悪なことに、健常な知り合いのご主人まで共倒れとなりました。
 以来、知り合いは元気がさらにないようで、連絡がありません。どうも最悪な事態に陥ったようです。
 わたしも家族が軽い鬱になったことがあり、精神科の先生に「保護者であることは考えず、ご自身の元気回復を心がけてください。自分の人生をしっかりと歩んで、自分の人生を楽しんでください」と言われました。わたしも先生がおっしゃることを理解し、家族と自分を完全に切り離し、自分の元気回復を試みて、明るさも取り戻しました。あとは家族の回復を待つだけでした。
 知り合いは、自立にあがき、家族との依存関係のまま共倒れになってしまいました。健常なご主人が一番負担も大きく、大変だったと思います。知り合いから連絡もありませんし、どうしてるかとも思いますが、うちは家族それぞれが自立することが課題です。知り合いも自立にあがいていると言っていましたが、お嬢さんの不調が引き金となり、ご主人まで共倒れになってしまったでしょうか。心配ですが、自分自身がまず元気でいることをわたしは心がけています。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする