通りすがりの子どもたちが 忘れていく
6月の晴れた午後 昼下がりの窓の向こう
覚えていることが不毛なら 忘れて愛されて生きていく
挨拶を交わす笑顔に 本当の気持ちが溢れているなら
幸せになるために 何かをつかみかけている
過去じゃなく未来じゃなく いまを生きていく
忘れていいのよ わたしのこと
あのころの行為がすべて
やさしすぎたあなたと それに応えたわたし
もう一度 思い出すなら 美しい記憶だけでいい
あなたの仕打ちが 生きているのがつらかったせいなら
本当のあなたを 誰よりも信じてるから
もう一度 思い出すなら やさしい記憶だけでいい
美しい記憶だけでいい…