どこかへ行きたい

出会ったのは　いつのころだったろう

長い間　つき合ってきたね　終わりのない恋なら

あなただけの人生を　僕がふいにした

しがらみの中に　あなたを閉じ込めた

不自由なあなたに　自由にしていいと言っても

あなたにはすることがある　いつでも僕のために

どこかへ行きたい

あなたが　ふと　つぶやく

でも　疲れるだけの旅行につき合うのは　ごめんだわ

どこかへ行きたい

あなたが　そう　つぶやく

なにもかもが　イヤになったんだね　僕のことさえも

苛立っていたころは　あなたにさえ　当たった

許し合えた日々が　今　崩れ落ちる

どんなときも

秋めいた風が　心の隙間を吹き抜けて

近頃あったことも　写真のキミに話す

失くしたものは　２度と戻ってこないと

いい年になって　今日になるまで　知らずにいた

また逢える　そう思うとき　希望が見える気がするのさ

それでも　誰からも　なんの連絡もない　部屋に閉ざされたまま

気ままにやっていくしかないだろう　いつかどこかで

どんなときも　どこからか　聞こえてくるメロディー

どこかで聴いたようで　はじめてのメロディー

誰に打ち明けるというの　心からの言葉を

ただ　胸に秘めたまま　明日へと歩いていく

また逢えても　きっと　キミに向かって　微笑めない

揺れる心を

なにかを探して

今朝も起きたらＰＣ開いて　オンゲーのログイン・チェック

すきなことしてて　ふと　気がついた　いつまでこんなことしてるの

仕事も趣味なら遊びも仕事　すきでしてることばかり

イヤイヤするよりいいにしても　こんな日々が続いても

土日はどうか　ひとりにしてほしい　考えてたいの　今は

自分がどこかへ飛んで行って　いないような気がする　そんな

なにかを探して　自分を見つけに

じっと家にいようかな　自分を取り戻せるまで

買ってでも苦労をしろって　思うけど

なにかを探して　自分のためじゃなく

じっと家にいようかな　自分が戻って来るまで

したいことしてるうちに　ずいぶん時間が経ったな

きっと今　焦ってる場合

なにかを探して　他人（ひと）のためじゃなく

ずっと家にいようかな　自分がこれじゃあダメなこと

すきなことしてるうちに　ずいぶん年を取ったな

きっと今　考え込んでる場合…

飛翔

紺碧の朝の空　水平線の彼方　隣にあなたがいたなら

もう朝日は近い　駆け巡る想いは　きっと　あなたに届くはず

そう　今なら言える　あなたへの想いは　恋じゃなく愛じゃなく

同じ想い抱えて　誰よりも　信じられる　夢じゃなく理想じゃなく

できるなら　今すぐあなたに　この想い　届けて　わかち合いたい

飛翔

夜明けを迎えるころ　誰も知らない旅立ち　あなたへの想い

飛び立つ燃える心　誰も知らない素顔　あなただけが知っている

飛翔

朝焼けを迎えるころ　誰も知らない心　あなたへの想い

荒ぶる燃える身体　誰も知らない未来　あなただけが知っている

また逢えるなら　秘めたこの想い　打ち明けずにいよう

ただ　隣り合って　空と水平線の交わる彼方を　見つめていたい

ハミング

また秋冬のシーズンがやって来るね　彼女はときめいて

街をふたりで寒さをしのぐために　カフェへと入る

ハロウィーンにクリスマス　１度僕の部屋を見たいって

彼女が無邪気に笑う　知り合って２週間　僕は覚悟を決めた

今週末までに部屋をキレイに片付けて　

最後にキスしたことを思い出して

ハミング

やって来た彼女が口ずさむメロディー

ソファーでくつろぐ彼女の横顔にキスした

ハミング

驚いた彼女がささやいた言葉は

僕だけを求めるやさしい響きで「愛してる」

僕だけに贈る言葉　やさしい響きで「愛してる」

その次の瞬間　僕は仕掛けていた…