やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

きっと探してた

2019-03-13 11:27:41 | ポエム
出会ったとき この女性(ひと)だと 思った
出会って以来 ずっと キミだけを 追いかけてた

季節ごとに 出かけて 寒い浜辺で 手を繋いだ
少しずつ 思い出が 過去になっていく

愛してる 変わらない想い キミを 知れば知るほど
言葉なんて いらないのに キミは 愛してると 言わせる

きっと 探してた
なにも知らない女性(ひと)だと 思ってた
キミのほうが なにもかも お見通しで
きっと 探してた
なにも聞かない女性(ひと)だと わかってた
キミのことを どんなに 知っても
抱き合ってるときだけが 本当だと 信じてる
すれ違いばかりの 日々が 過ぎて行く

言葉にすると キミは つまらなそう
「愛してる」の言葉だけ 信じてるんだね

語り合ったこと 今でも 覚えてる
キミが 話してたこと 多分 意味なんてないんだ
語り合った日々 今でも 覚えてる
キミが 知ってること 多分 意味なんてないんだ

ただ 僕のことだけ 見つめていれば いいんだよ
恋だけが きっと キミの探し物だと 思うから

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恋は素敵なこと

2019-03-12 07:18:35 | ポエム
街を歩くとき あなたが 歩調を合わせてくれる
やさしく手を取って 少し 足早に歩く わたしに

電車の中に 立ち あなたが 後ろから 守るように
背中に あなたを 感じて 車窓から 景色を眺める

肩の力が 抜けて 電車に 揺られながら
わたしの瞳が 濡れて行く 恋の魔法に かけられたように

恋は 素敵なこと 愛し合うのは 夢のよう
求め合う ふたりに 言葉はいらないの
恋は 素敵なこと 愛し合うのは 夢のよう
抱き合う ふたりに 香る春の夜が 近づく

この恋が 続くように いつまでも 続くように
この恋が 冷めるなんて ふたりは 決して 思わないの
この恋が 続くように やさしく くちづけて

もう1度 何度でも やさしく くちづけて…

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カーニバル

2019-03-11 04:13:10 | ポエム
今年も 憂鬱な春が また やって来た
五月雨の前には 草木が いよいよ 生い茂り
いつもの夏を 予感させて

いつまでも つぼみの薔薇のままで いたい
花開いても いつかは 散りゆく定めでも 
季節ごとに 花を咲かせて

わたしたちは 出会ってしまった
2度とは 離れられない 別れもないこと 知りながら

カーニバル
約束の時間に 着くまでに どれだけの人と すれ違うかしら
あなたの腕を すり抜けて 別の誰かと 踊っても
カーニバル
約束の時間に 着くまでに どれだけの人に 振り返るかしら
あなたの腕を すり抜けて 別の誰かと 恋に落ちても

戻っていくわ あなたの元に 
あなたが恋の夢の中で 眠りたがるから
帰っていくわ あなたのところへ
あなたが わたしの愛の中で 眠りたがるから

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女王蜂

2019-03-10 03:42:10 | ポエム
今まで いろいろな話を 聞いたわ
わたしの可愛い子供たちから
悪い子も言うのよ

働かざる者 食うべからず
なのに 夢戯言を 生きる人がいる
地獄に落ちても

働けど働けど 我が暮らし楽にならざり
それでも 忙しければ なにより
天国を作り出す

不幸な話が 聞こえる 闇に葬り去られた 過去の人たち
ご説教なんて 余計なお世話 ご本人から かけ離れてるわ

女王蜂 いくらでも 働きなさい
遊び暮らす夢なんて 腐った人がすること
女王蜂 いくらでも 休みなさい
疲れた体を 癒して わたしの下で くつろぎなさい

正義感で 痛めつけた奴らを 懲らしめたこと 反省しなさい
改め変えて いい運勢 これから きっと いいことがあるから

女王蜂 働けるだけ 働きなさい
楽しい暮らしの夢なんて 性根が腐るだけ
女王蜂 働いたら 休みなさい
与えられる物は 公平なはず 分相応に やりなさい

働きもしないで 他に夢はあるの
働いただけ 休みなさい
働きもしないで 食べていいはずない
わたしは 粗食で 無病でいるわ

働かないなら 他に夢はあるの
したいことをするなら 働いてから すきにすればいい

働いてから すきにすればいい

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恋の風が吹く

2019-03-09 01:19:16 | ポエム
今年の春は 恋の訪れを ささやいて
新しい予感に 僕は ときめいていた

出会った 渋谷の街で 春風に包まれて
僕等は 一目で 恋に落ちて お互いを 見つめていた

急いでる恋心 はじまった僕等の恋
追いつきたい キミだけに 走り過ぎてく

恋の風が 吹く この街角で
キミのことなら 知っていたはずさ
遠くを見る 瞳に 僕だけを 映して
重なる ふたりの シルエット
恋の風が 吹く この街角で
僕のことなら 知っていたはずさ
遠くに見える キミのこと 追いかける
重なる ふたりの シャドウ
今すぐ キミだけを 抱きたくて

ようやく 掴みかけた幸せ もう キミだけを 失くさない
輝きに 抱かれてる キミのこと 愛してる

恋の風が 吹く この街角で
キミのことなら 知っていたはずさ
遠くを見る 瞳に キミだけを 映して
恋の風が 吹く この街角で
僕のことなら 知っていたはずさ
遠くに見える キミの姿を 追いかけて
重なる ふたりの シャドウ
今すぐ キミだけを 抱きしめたくて

手を取って キミだけを 抱きしめたくて

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