町一番のおじいさん

雨上がりの午後　学校からの帰り道

閉じた傘を　らんらんらん　振り回しながら歩く

町一番のおじいさんを　信号待ちで見かけたよ

僕のことを　るんるんるん　微笑むように見てた

通り過ぎるとき　かわいいねぇ　かわいいねぇ

目を細めて　じんじんじん　愛情が伝わってきた

手を振ってお別れした　またねぇ　またねぇ

僕は飛び跳ねるように　お辞儀した　町一番のおじいさんに

僕は飛び跳ねるように　おうちへ帰った

らったらったらん　らったらったらん

るったるったるん　るったるったるん