やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

恋愛詩

2022-04-22 15:47:46 | ポエム
退屈そうな風 春が熱を帯びてきて
微熱かな あなたの遅い初恋は
わたしに傾いて

戸惑う季節 真夏の太陽のようなあなた
時間は正午のまま 止まったみたいに
こころときめいて

めまいがするような無言のとき
壊されそうなほど抱きしめられた

やさしいあなたが口づける
こころの琴線がかき鳴らされる
背中にあなたの腕を感じながら
うつむいたふたりは ただ風を感じていた
恋愛詩

若いころのつき合いのように 自由になれる気がしてる
わたしに傾いた想いは きっと 気分じゃなくて愛

きっと 気分じゃなくて愛…


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