※2021年04月10日内容更新（新画像追加等）
出展・栽培：四国巡礼さん／画像提供：サンセットさん（2014年3月、花径15cm、１花茎２輪咲き、※入賞時の画像）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
(C. Waianae Sunset ｘ Rlc. Bryce Canyon (17/06/2009))
■花色＝特殊色系（やや青みがかる濃いピンク）
■花径＝14cm～16cmくらいの大輪系
■花型＝整型
■弁質＝厚弁
■花着き＝良い
■着花輪数＝通常２～３輪咲き
■花期＝主に冬～早春咲き
■株姿＝普通
■香り＝良い
※以下、箇条書きにて。
・この交配は育種家サンセットさんの交配「R2」です。
・交配者は育種家サンセットさんで登録者は私、西口です。
・交配に使われた両親の個体は C. Waianae Sunsetは‘Kadooka’、Rlc. Bryce Canyonは‘Splendiferous’です。
・この品種が私にとっては記念すべき初登録品種です。
・私がこの交配をベースにした育種、品種改良を計画していることから、サンセットさんにお願いして登録させていただきました。
・品種名「Shiny Canyon（シャイニー・キャニオン）」の命名は私によるもので、「Shiny」の中に「Shin（シン）」という文字が入っていることと「Shiny」の意味が「光る」「輝く」など、ポジティブであることからこの品種名に命名しました。
・両親共に交配親として多くの実績を有し、カトレヤ交配種の発展に大きく貢献している重要な品種なだけに、この交配が2009年まで他の誰にも登録されていなかったことが少し不思議です。
・個人的にはこの交配を親に使った場合に現れる次世代に非常に興味があります。おそらく隔世遺伝的に C. Waianae Sunset や Rlc. Bryce Canyon の特長を発現する優秀美花が生まれる可能性が高いのでは？と思っており、現在、パートナーを選定中です。
＜個体‘Yuki’について＞
・サンセットさんの選抜個体です。
・画像でお伝えすることが難しい独特な色彩が非常に印象的な美花だと思います。
・2014年３月のJOSの審査会でHCC/JOS(75.0pts)で入賞。出展は四国巡礼さんです。
◎Rlc. Shiny Canyon の親品種の交配
・C. Waianae Sunset = C. Dorothy Fried x C. Mysedo (01/01/1963)
・Rlc. Bryce Canyon = Rlc. Nacost x Rlc. Patricia Purves (01/02/1973)
※Rlc. Shiny Canyon の親品種（栽培・画像提供＝高知のセミイエローさん（2010年９月開花分、花径15cm））
■C. Waianae Sunset‘Kadooka’SM/JOGA
カトレヤ ワイアナエ（ワイアネ）・サンセット‘カドオカ’
(C. Dorothy Fried x C. Mysedo (01/01/1963))
●C. Waianae Sunset についての記事は、こちらをクリック！
※Rlc. Shiny Canyon 親品種（栽培・画像提供＝サンセットさん（2010年12月、花径16cm、２輪咲き））
■Rlc. Bryce Canyon‘Splendiferous’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ ブライス・キャニオン‘スプレンディフェラス’
(Rlc. Nacost x Rlc. Patricia Purves (01/02/1973))
●Rlc. Bryce Canyon についての記事は、こちらをクリック！
＜Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’別個体（一例）＞
於：我が家（2021年３月、花径約14cm、１花茎１輪咲き、※初花）
■Rlc. Shiny Canyon‘Kagiroi（陽炎）’
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘カギロイ’
●Rlc. Shiny Canyon‘Kagiroi（陽炎）’についての記事は、こちらをクリック！
＜Rlc. Shiny Canyon を交配親とした品種登録実績一覧＞
・Rlc. Ren Nishiguchi (Rlc. Shiny Canyon x C. Tainan City (29/03/2018))
・Rlc. Sunnystate's Shiny Gold (Rlc. Shiny Canyon x Rlc. Haw Yuan Gold (07/02/2013))
※Rlc. Shiny Canyon の子供（於：我が家 2018年３月４日の状態、花径約14.5cm、１花茎２輪咲、初花）
■Rlc. Ren Nishiguchi‘Lucky Star’
リンコレリオカトレヤ レン・ニシグチ‘ラッキー・スター’
(Rlc. Shiny Canyon x C. Tainan City (29/03/2018))
●Rlc. Ren Nishiguchi についての記事は、こちらをクリック！
※Rlc. Shiny Canyon の子供（於：四国巡礼さん温室（2012年12月下旬開花、花径約16cm））
■Rlc. Sunnystate's Shiny Gold‘Yuuka’
リンコレリオカトレヤ サニーステイツ・シャイニー・ゴールド‘ユウカ’
(Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’x Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon No.2’(07/02/2013))
香川県丸亀市の育種家、四国巡礼さんのオリジナル交配「M-45」です。
●Rlc. Sunnystate's Shiny Gold についての記事は、こちらをクリック！
＜Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’画像集＞
於：四国巡礼さん温室（2016年12月）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
於：我が家 ベランダミニ温室（2015年01月31日
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
於：我が家 ベランダミニ温室（2015年01月31日）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
於：四国巡礼さん温室（2014年12月下旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
於：四国巡礼さん温室（2011年12月下旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
栽培＝四国巡礼さん 画像提供＝サンセットさん（2010年１月上旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
於：我が家、2010年１月上旬開花分、花径約13cm（小さめ）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
栽培＝四国巡礼さん 画像提供＝サンセットさん（2010年１月上旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
栽培＝四国巡礼さん 画像提供＝サンセットさん（2010年１月上旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
栽培・画像提供＝サンセットさん（※実際の花色はもっと濃いです。）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
栽培・画像提供＝サンセットさん（※実際の花色はもっと濃いです。）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
※自然光屋外撮影（2008年３月我が家にて開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
この画像と以下の画像は全て「神戸市立須磨離宮公園 第44回 春の洋らん展」に出展していたものです。開花時の温湿度不足等でペタルの展開が不十分です。
なお、この株は昨年、四国の育種家四国巡礼さんからお譲り頂いたオリジナル分け株です。
ちなみに四国巡礼さんからお聞きしたところによると、やや作落ち４輪咲きの場合 NS14cm 前後、状態良く３輪咲きで NS16cm 前後となるそうです。
※自然光屋内撮影（2008年３月我が家にて開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ シャイニー・キャニオン‘ユキ’
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