KODAMA Ryuji 「児玉龍兒 作品集」
「児玉龍兒 作品集」が届いてから１月くらい経とうとしていますが毎日手を洗ってからページをめくっています。装丁、内容等良い意味で予想外の出来でした。さすがに異端児「児玉龍兒」らしいですね。作品集はこれまで何回も話が出ては、たち消えになりもう数十年経ち、本当に日の目をみるか少し懐疑的でした。写真の駒も殆どの写真が原寸以上で迫力満点。素晴らしい木地で素晴らしい盛り上げ駒、素晴らしい作品集なのですがうまく表現できないのですが、全ページめくり終わった後に、何か物足りなさが残るのです………。
シリアルNo.０３０／２００
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駒銘や解説が一切ありません。白黒ページもどう評価するか。nishi 様が所有される駒が掲載されていたら、また印象は変わったかもしれません。
物足りなさが何かを書き表すのは難しいです。作品集は最初から最後のページまで、素晴らしい写真の連続ですが、アクセントのようなものが見たかったです。それは、児玉さんが島で撮ったものや、ツゲの木、ブログで使われている盛り上げ場面などがあったかなと思います。ただ、作品集というタイトルがついているので、今回のような完成形もありかなとは思います。