新しい風を 起こそう!   ~日本をよい国に~

一人ひとりの願いを大きな風に変えて・・・
今 動き出そう!



 

物と対峙 命と対峙

2010-05-18 07:04:59 | 日記
あんまり流行っていないな・・・
そんなお店がいつの間にか閉店になり、壊され、また新たな建物が建てられる。

流行りが過ぎた洋服は、いつの間にかタンスの肥し・・・
新しい服に追いやられ、邪魔になってさようなら・・・

リサイクルショップにも物が溢れている。
一体、この物はどこから来てどこに行くのだろう。

買っては捨て、買っては手放し・・・
建物までもが、使い捨てのような状況に見える時がある。

ふと考えた。
私の家には、100年前から使っているものはあるだろうか。
100年先の次の世代に引き継ごうとするものはあるか。
なんだか身の回りのものが、軽く、簡単、回転の早いものになっているような気がする。

時々、1000年以上前の建物を見る。
何とも言えぬ力を秘めている。

長い時を経て存在してきたものを見るといい。
その重みを感じるから。
現代社会が生み出すものの有り様を考えることができるから。
そして、最も残さねばならないものは、私たちの命の連鎖だと気づくから。

持っては手放し、持っては手放し・・・
プツンプツンと、切れ切れの物とのつきあいに慣れてしまった現代人。
生まれては死に、生まれては死に・・・
命の連鎖の重みまで薄れてはいけない。
プツンプツンと、切れ切れの命では決してないのだ。

1000年前の建物・・そこには1000年前に生きた人々の命が感じられる。
物を大切にし、物を残し、物に向き合うことは、命と対峙することに通ずる気がした。
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2 コメント

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Unknown (may.(まほろ))
2010-05-21 09:21:59
あらゆるものに魂や神が宿っていると考えていた日本人。“大切にする心”を無くさないようにしたいと思います。
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人も物も! (失業者より)
2010-05-21 01:09:47
簡単に、捨ててはいけないですよね!本当に。
返信する

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