新しい風を 起こそう!   ~日本をよい国に~

一人ひとりの願いを大きな風に変えて・・・
今 動き出そう!



 

辞職

2010-12-08 16:56:33 | 日記
知人が辞職した。
本当は、その職場で人生を全うしたかったようだった。
しかし、人間関係の問題で辞めることを決意した。
辞めざるを得ない状況に追い込まれていたようだ。
私には、詳しいことは分からない。
でも、職を辞する覚悟を決めるには、よほどのことがあったに違いない。

私から見て、彼女の性格や行動に問題があるようには見えなかった。
確かに個性的な面はあったが、それは誰にもあること。
彼女だけが特別であるとは感じなかった。
仕事がよくできる人だけに残念でならない。

人もいろいろだが、職場もいろいろだ。
個性の中の悪い面を引き出し、批判する風潮。
癖のある人の中にも、良い部分を見出し生かす社風。



ふと、ある会社を思い出した。



会社の目的は、社員の幸福な理想郷づくり。
「いい会社をつくりましょう ~たくましく そして やさしく~」を社是とする伊那食品工業株式会社。
“かんてんぱぱ”という商品で有名な会社だ。
単に経営上の数字が良いというだけでなく、会社をとりまくすべての人々がハッピーであること・・・それがいい会社、いい職場であり、目指すべき会社像という。

良きことを社会に向け発信し、社会のためになる仕事をするためには、まず、その職場で働く人々が幸福でなければならない。
その職場で働く人が幸福であってこそ、人々を幸福にするための仕事もできるというものだ。

実際に、伊那食品工業に見学に行ったことがある。
社員の“顔”が違う。空気が違う。
本当にハッピーに仕事をしていることが伝わってきた。

新入社員の採用で考えることは、「彼、彼女が、この会社に入って幸せになれるかどうか」ということであり、「会社としてほしい人材かどうか」という目では見ないという。

リーダーは、みんなのことを・・
上司は部下のことを・・
みんながお互いにお互いのことを・・
“幸福でありますように”と思うことができる。
そして、会社のハッピーが社会に波及する・・・そんな職場に、どうぞ彼女がめぐり合いますように・・・(祈)
コメント
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