パリの灯よ永遠に

全てはここから始まります。

無事に、「ラ・ボエーム」の千秋楽を迎える事が出来ました！
出演させて頂いた第２幕は、ここから始まります。
さあ、探したまえ！（笑）
こんな街の雑踏で、布を売り続けておりました。

初めてのオペラ。稽古初日向かう電車の中、何という緊張感だった事でしょう。
初めての助演という立場。
どうしたらいいんだ？？と、心は右往左往しつつ、本当に必死でした。

でも、
演出の粟國淳さんの素晴らしい情熱とパワー！そしてお人柄に
『粟國さんの表現するこの街を生きたい！』と素直に思った。


初日に、粟國さんが助演の楽屋まで訪ねて激励して下さいました。
「精一杯お客さんを楽しませて下さい。そして、自分自身も楽しんで下さい」

本当に感動した！涙が出るかと思った。
いや、メイクが崩れるって！と我慢したけど。
桜のお菓子は、その時に差し入れて下さったもの。
一枚の花びらの様に、言葉がふんわりと胸に舞い降りた。

そして、素敵な共演者！
至らない私は、本当にお世話になりっぱなし！
毎稽古の、楽しさと良い緊張感。
本番の床山（髪の毛のセットとか、かつらとかして頂く所）IN後の、
長い待機時間も、皆といると楽しい☆


ちなみに、今回の衣装と初ヅラ♪

どうよ！？　庶民だ！物売りだ！布屋さんだ！
気分はロートレックのポスターだよ♪

しかし、階級とは世知辛い。

ブルジョアチームの衣装の絢爛豪華さ☆似合ってて綺麗だよね～！
ちょっと着てみたかった～
本当にその時代の衣装もあるらしい。アンティークのビーズとかも付いてるの！
私の３幕の衣装のコートは、
時代ものか激重で舞台袖に行くのも大変だったけど（苦笑）


そして、セルフ撮影してたりすると・・・・

皆様ノリがよろし過ぎ☆

これは終演後♪ヅラとメイク落とす前！PTAかい！
メイクもすごいでしょ（笑）自分で見ても、本当に笑ってしまうわん。
もっとヘン顔写真もあるが、それは載せられない程じゃ。

本当に素晴らしい共演者の皆様に囲まれて、幸せだった！
皆のお陰で、楽しく舞台に立てました！本当にありがとう～！！



クリスマスのパリのカルチェラタン。その雑踏にいたのが、嘘のようです。
段々と日常に戻っていきます。舞台のおしまいは、それが寂しいね。


観に来て下さった皆様、スタッフ、共演者…誰一人欠けても舞台は成り立ちません。
沢山の初めて。沢山の学び。沢山の出会い。嗚呼、素晴らしい！！
本当に、本当にありがとう～～～！！！！


あ、男子楽屋のも撮れば良かった。