
梅ちゃんはお姉さんでした。
事務所の先輩だったし、人生の先輩だし。
私はめっぽう『お姉さん』に弱い。
甘えさせてくれるお姉さんには、ひたすらわがままを言ったりする。
そんなときでも静かに笑ってときにおどけて、梅ちゃんは見守ってくれる。
知ったかぶった私のおかしな話にさえ、うんうんと頷いて聞いてくれる。
良いのかな…?と思いつつ、私を常に優先して立ててくれて、その居心地の良さにもっともっと寄りかかってしまう。
梅ちゃんは、懐が広くて深くて、おどけたりしなければシャキッとしたお姉さんなんだけど、馬鹿なこともお茶目なことも楽しんでする、とてもぬくい人。
来年のバレンタインデーの頃になれば、出会って10年に近い年数になる。
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
でも梅ちゃんは、ずっとお姉さんでいてくれる気がする。
って!!私の要望希望じゃん!!
どこまでまで甘えれば気がすむんでしょう!?
言いたいことは、これでした。
『梅ちゃん、誕生日おめでとう☆』
くるより♪