【対馬】横行するタダ食いや万引、「韓国人が泊まった部屋はキムチやニンニク臭い」と苦情も…対馬が韓国に乗っ取られる! [08/12/23]
金曜日の昼過ぎ。韓国・釜山からの国際定期便、高速船ドリームフラワー号が対馬北部の比田勝港に入港した。ぞろぞろと高速船から降りてくるのは、100人を超える韓国人観光客。多くの人が本格的な釣り道具を持つか、登山のためと思われる軽装備をしており、荷物を抱えて次々と入国審査が行われる建物へと消えていった。
長崎県対馬市は、日本海の西側に浮かぶ。南北82km、東西18kmの細長い島だ。福岡までの海路は138kmだが、韓国・釜山まではわずか 49.5kmという国境の島でもある。'99年7月、釜山と対馬南部の厳原港を2時間30分で結ぶ国際航路が就航してから徐々に韓国人観光客が増え始め、 2年後に比田勝港とわずか1時間20分で結ぶ航路も運行開始。そのため、'03年に韓国人観光客は1万5725人となり、その後50%アップベースで推移。'07年は6万5750人と5年で4倍以上に膨れ上がった計算で、このままのペースだと'08年は対馬市の人口3万7000人の3倍近い人数になる計算だ。
■タダ食いや万引などのトラブルも絶えない
対馬市役所のある厳原町は、鎌倉時代から対馬を統治した宗家10万石の城下町だ。街の中心部を見て回ると、あちらこちらの標識が日本語とともにハングルが併記され韓国人観光客が団体で闊歩する。
市役所近くのショッピングセンター内にもハングルが溢れている。ゴミ箱や灰皿の脇、立ち食いそば屋のメニュー、スーパーの陳列棚もハングルで表記され、韓国人観光客向けの観光案内所も設置されている。ある飲食店では店員が「アニョ・ハセヨ」と挨拶する。もう、ここが日本だか韓国だか、わからなくなってくる。
厳原港まで流れる厳原本川沿いには飲食店やホテルが建ち並び、ハングルのみの看板も目立つ。この辺りは、厳原港から入港した韓国人観光客が立ち寄ることも多く、トラブルも絶えないようだ。
韓国人観光客を見込んで飲食店を始めたという男性は、こう言う。
「このあたりの飲食店では、食い逃げのトラブルが絶えないね。お酒はほとんど持ち込みで、ダメって言っても聞かない。韓国人客がたくさん来るようになったけど、ほとんど儲けがない。本当は日本人客相手に商売したいけど、減る一方だからね…」
飲食店のなかには、韓国人観光客お断りの店もある。ある定食屋の主人によると、大皿料理でカウンターに置いてあるものを勝手に食い散らかしてしまうのだという。
「お勘定しようもないから、お断りにした。韓国人客はこりごり」
また、食料品店の主人は、「スーパーや100円ショップなんかで韓国人観光客の万引が横行しているようですよ。みんながそうじゃないけど、マナーが悪いんですよ。道いっぱいに広がって歩くし、トイレで尻を拭いた紙をゴミ箱に入れたり。街中を集団で酔っ払って騒いだりすることもある。日本のマナーを守ってほしい」と憤る。
同市では、韓国の旅行業者にマナーを周知徹底してもらうよう呼びかけるなどしたことで「トラブルも最近は減ってきた」と言うが、実際に地元の人たちに話を聞くと、次から次へと同じような不満が聞かれたのも事実だ。
ある民宿を経営する男性に話を聞くと、韓国人観光客の受け入れを拒否しているのだという。
「近くのホテルはテレビまで盗まれたそうです。マナーも守れない客には来てほしくない。韓国の旅行会社がツアーを受け入れてくれと頼みに来るけど、日本人ツアーの半額ぐらいしか料金を提示しない。それじゃあ商売にならないから断っているんです」と言う。
さらに、男性はこう続けた。
「韓国人観光客が泊まった部屋は、キムチやニンニクの匂いが強烈に残っているようで、日本人客から苦情が出るようです。それで別のホテルをキャンセルしてウチに泊まったお客さんもいました。そういうのもあって日本人客はめっきり減りましたね。韓国人観光客が増えたことで潤った人はいいんでしょうけど、それもほんの一部の人だけで、ウチはまったくいいことないですよ。しかも、最近は竹島だけじゃなく、対馬まで韓国領だって言い出しているそうじゃないですか。このまま乗っ取られるんじゃないかって不安ですね」
大挙して押し寄せる韓国人観光客に、島民も戸惑いを隠せないようだ。