当直医らに患者らが暴力 救急医療に影響「逮捕して!」
救急病院の当直の医師や看護師らが患者や家族から暴力行為を受けるケースが相次いでいるとして、県医師会が県警に加害者の逮捕など厳正な対応を求める異例の要請をしていることが27日、わかった。暴行を原因に、救急医療からの撤退を申し出る病院も出ており、同会は「救急体制に大きな影響が出かねない」としている。
同会は、市原市内2か所の民間病院で、昨年6月20日と今年4月26日に起きた暴行事案を受けて申し入れた。要請は今月13日付。
市原市医師会によると、4月のケースは、午前3時ごろ、鼻の痛みで37歳の女性が来院。医師がレントゲンで鼻骨骨折と診断し、「鼻が曲がる恐れがある」と説明したところ、付き添いの男性が突然、医師の顔を殴ったり腹をけったりした。仲裁に入った看護師らも暴行を受けた。
通報で警察官が駆け付け、騒ぎは収まった。しかし、警察官は「逮捕するなら被害届と4~5時間程度の事情聴取が必要」と説明。医師らは「(事情聴取のために)救急診療を中断することは困難」と、被害届を出さなかったという。
昨年6月にも、腰痛を訴えて午前1時ごろに救急車で運ばれた男性が、「入院の必要はない」と説明した医師に対し、「入院させろ」と暴行。警察官も来たが、「(男性に)精神障害があり、逮捕できない」と説明を受けたという。医師は首などに6週間のけがを負った。
市医師会は「被害届や精神疾患にかかわらず、まずは暴行や傷害容疑で逮捕出来るはず。そうした抑止力がないと、病院での暴行が減らない」と訴える。
市原市では、夜間や休日の救急医療を帝京大ちば総合医療センターなど9病院が輪番で担当。被害に遭った病院からは「安全が守られないなら、輪番を辞退する」との声が出ているという。県医師会の田那村宏副会長は「当直の負担に加え、暴行で医師の意欲が低下すると、救急医療が維持できない。警察には、逮捕という厳しい対応をお願いしたい」と話す。
県警刑事総務課は「事実関係を確認中で、現段階ではコメントできない」としている。
(2008年6月28日 読売新聞)
高級車で市役所乗り付け 埼玉の不正受給で元組員
埼玉県深谷市の元暴力団組員が医療扶助などを不正に受給したとして逮捕された生活保護法違反事件で、元組員青山真一朗容疑者(60)が生活保護を受給中、高級車で市役所に乗り付けるなどしていたのに、市が黙認していたことが県警の調べでわかった。市は「同容疑者の恫喝(どうかつ)がトラウマとなり、適切な指導が出来なかった」と県に説明しているという。
調べでは、青山容疑者は、03年1月の生活保護受給申請時に外国産の高級車を所有。国の規定では受給者の車の所有については原則通院などに必要な最小限のものとし、2000ccを超える車については廃棄を指導するよう定めている。しかし市は生活保護の支給開始を決めたという。
その後も同容疑者は車を国産高級車に買い替え、度々市役所に乗り付けるなどしていた。車は自宅駐車場に止めていたという。
職員の自宅訪問時、「お前では話にならないから県知事を呼べ」などと一方的に職員に因縁をつけることも度々あり、歴代担当者の間で「処遇困難」として引き継がれていた。市は廃棄を要請したが、聞き入れてもらえず、「職員が恫喝を恐れ、指導はままならなかった」としている。
強姦に問われた男性無罪=相手14歳、「合意と誤信」-大阪地裁
14歳の女子中学生を乱暴したとして強姦(ごうかん)罪に問われた元運送業の男性被告(25)に対する判決公判が27日、大阪地裁であり、横田信之裁判長は「合意があったと誤信した」として無罪(求刑懲役5年)を言い渡した。
同裁判長は、中学生から電話で会う約束をし、男性との交際を了承したことから「中学生が性行為を受け入れたと誤信した可能性を払しょくできない」と判断。抵抗できないほどの暴行、脅迫もなかったとした。
公判では、捜査段階の自白調書6点を任意性がないとして却下。同裁判長は、これらについて自白の押し付けがあったと認定した。
言い渡し後、同裁判長は「人間として深く反省し、二度としないように」と諭した。
男性は昨年6月12日午後9時ごろ、大阪市城東区の神社横に止めた車の中で、中学生に覆いかぶさって乱暴したとして起訴された。
清水治大阪地検次席検事の話 判決内容を精査し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい。
<無罪判決>家族3人殺害の男性に 心神喪失状態と判断
約9年間自宅に引きこもった末、両親と姉を殺害したとして、殺人罪に問われた茨城県土浦市、無職の男性被告(31)に対し、水戸地裁土浦支部の伊藤茂夫裁判長は27日、無罪(求刑・死刑)を言い渡した。犯行時に心神喪失状態だったと判断した。
男性は04年11月24日、自宅で、父(当時57歳)、母(同54歳)、姉(同31歳)を包丁や金づちで殺害したとして起訴された。男性は専門学校を中退後、19歳ごろから自宅に引きこもっていたという。
検察側は捜査段階の精神鑑定が完全責任能力を認めているうえ、同年6月ごろ父と口論になった後、包丁と金づちを購入していることから「動機や計画性がある」と主張。弁護側は、公判段階の鑑定が「心神耗弱状態で、心神喪失も否定しない」という結論であることから「統合失調症で妄想に支配されていた」として無罪を主張していた。【扇沢秀明】
大阪・八尾の兄刺殺:被告に無罪判決 大阪地裁「心神喪失」と
大阪府八尾市で06年10月、家事の分担を求められたことに腹を立て、同居の兄(当時44歳)を自宅で刺し殺したとして殺人罪に問われた無職の男性(43)に対し、大阪地裁(笹野明義裁判長)は26日、「犯行時、心神喪失だった」として無罪(求刑・懲役7年)を言い渡した。
判決によると、男性は06年10月6日朝、八尾市内の自宅で兄から「米研ぎと皿洗いは絶対にしてもらう」と言われたことに腹を立て、兄の背中に包丁(刃渡り17・5センチ)を突き刺し、失血死させた。
男性は90年から統合失調症を発症し20回以上の入退院を繰り返していた。公判では検察側が、起訴前の簡易鑑定から心神耗弱にとどまると主張していた。
判決は、男性が統合失調症によりストレスへの耐性が弱くなり家事分担を重い負担と感じたことが殺意のきっかけとした。笹野裁判長は「犯行と統合失調症の結びつきは極めて強い。善悪を区別して行動を制御する能力がない状態だったとの疑いが残る」と結論付けた。【北川仁士】
【裁判】「中2の息子が飛び降り自殺したのは、担任の教師がたばこを取り上げたため」と主張の両親の賠償請求棄却 長崎地裁
長崎市の市立中学校で2004年3月、2年生の安達雄大君=当時(14)=が校舎から飛び降り自殺したのは、たばこをめぐる教師の指導に問題があったためとして、両親が市に約9000万円の賠償を求めた訴訟の判決が30日、長崎地裁であった。田川直之裁判長(須田啓之裁判長代読)は両親の請求を棄却した。
両親は、担任が安達君を掃除用具入れに入らせ、たばこを取り上げたことや、多目的室での生徒指導が行き過ぎだったと主張した。
一方、市側は「必要な指導だった」と反論。自殺との因果関係も否定していた。
■ソース(時事通信)
最後のは、なっとくいかねぇというよりも、世の中DQN親が増えたなぁと思って
救急病院の当直の医師や看護師らが患者や家族から暴力行為を受けるケースが相次いでいるとして、県医師会が県警に加害者の逮捕など厳正な対応を求める異例の要請をしていることが27日、わかった。暴行を原因に、救急医療からの撤退を申し出る病院も出ており、同会は「救急体制に大きな影響が出かねない」としている。
同会は、市原市内2か所の民間病院で、昨年6月20日と今年4月26日に起きた暴行事案を受けて申し入れた。要請は今月13日付。
市原市医師会によると、4月のケースは、午前3時ごろ、鼻の痛みで37歳の女性が来院。医師がレントゲンで鼻骨骨折と診断し、「鼻が曲がる恐れがある」と説明したところ、付き添いの男性が突然、医師の顔を殴ったり腹をけったりした。仲裁に入った看護師らも暴行を受けた。
通報で警察官が駆け付け、騒ぎは収まった。しかし、警察官は「逮捕するなら被害届と4~5時間程度の事情聴取が必要」と説明。医師らは「(事情聴取のために)救急診療を中断することは困難」と、被害届を出さなかったという。
昨年6月にも、腰痛を訴えて午前1時ごろに救急車で運ばれた男性が、「入院の必要はない」と説明した医師に対し、「入院させろ」と暴行。警察官も来たが、「(男性に)精神障害があり、逮捕できない」と説明を受けたという。医師は首などに6週間のけがを負った。
市医師会は「被害届や精神疾患にかかわらず、まずは暴行や傷害容疑で逮捕出来るはず。そうした抑止力がないと、病院での暴行が減らない」と訴える。
市原市では、夜間や休日の救急医療を帝京大ちば総合医療センターなど9病院が輪番で担当。被害に遭った病院からは「安全が守られないなら、輪番を辞退する」との声が出ているという。県医師会の田那村宏副会長は「当直の負担に加え、暴行で医師の意欲が低下すると、救急医療が維持できない。警察には、逮捕という厳しい対応をお願いしたい」と話す。
県警刑事総務課は「事実関係を確認中で、現段階ではコメントできない」としている。
(2008年6月28日 読売新聞)
高級車で市役所乗り付け 埼玉の不正受給で元組員
埼玉県深谷市の元暴力団組員が医療扶助などを不正に受給したとして逮捕された生活保護法違反事件で、元組員青山真一朗容疑者(60)が生活保護を受給中、高級車で市役所に乗り付けるなどしていたのに、市が黙認していたことが県警の調べでわかった。市は「同容疑者の恫喝(どうかつ)がトラウマとなり、適切な指導が出来なかった」と県に説明しているという。
調べでは、青山容疑者は、03年1月の生活保護受給申請時に外国産の高級車を所有。国の規定では受給者の車の所有については原則通院などに必要な最小限のものとし、2000ccを超える車については廃棄を指導するよう定めている。しかし市は生活保護の支給開始を決めたという。
その後も同容疑者は車を国産高級車に買い替え、度々市役所に乗り付けるなどしていた。車は自宅駐車場に止めていたという。
職員の自宅訪問時、「お前では話にならないから県知事を呼べ」などと一方的に職員に因縁をつけることも度々あり、歴代担当者の間で「処遇困難」として引き継がれていた。市は廃棄を要請したが、聞き入れてもらえず、「職員が恫喝を恐れ、指導はままならなかった」としている。
強姦に問われた男性無罪=相手14歳、「合意と誤信」-大阪地裁
14歳の女子中学生を乱暴したとして強姦(ごうかん)罪に問われた元運送業の男性被告(25)に対する判決公判が27日、大阪地裁であり、横田信之裁判長は「合意があったと誤信した」として無罪(求刑懲役5年)を言い渡した。
同裁判長は、中学生から電話で会う約束をし、男性との交際を了承したことから「中学生が性行為を受け入れたと誤信した可能性を払しょくできない」と判断。抵抗できないほどの暴行、脅迫もなかったとした。
公判では、捜査段階の自白調書6点を任意性がないとして却下。同裁判長は、これらについて自白の押し付けがあったと認定した。
言い渡し後、同裁判長は「人間として深く反省し、二度としないように」と諭した。
男性は昨年6月12日午後9時ごろ、大阪市城東区の神社横に止めた車の中で、中学生に覆いかぶさって乱暴したとして起訴された。
清水治大阪地検次席検事の話 判決内容を精査し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい。
<無罪判決>家族3人殺害の男性に 心神喪失状態と判断
約9年間自宅に引きこもった末、両親と姉を殺害したとして、殺人罪に問われた茨城県土浦市、無職の男性被告(31)に対し、水戸地裁土浦支部の伊藤茂夫裁判長は27日、無罪(求刑・死刑)を言い渡した。犯行時に心神喪失状態だったと判断した。
男性は04年11月24日、自宅で、父(当時57歳)、母(同54歳)、姉(同31歳)を包丁や金づちで殺害したとして起訴された。男性は専門学校を中退後、19歳ごろから自宅に引きこもっていたという。
検察側は捜査段階の精神鑑定が完全責任能力を認めているうえ、同年6月ごろ父と口論になった後、包丁と金づちを購入していることから「動機や計画性がある」と主張。弁護側は、公判段階の鑑定が「心神耗弱状態で、心神喪失も否定しない」という結論であることから「統合失調症で妄想に支配されていた」として無罪を主張していた。【扇沢秀明】
大阪・八尾の兄刺殺:被告に無罪判決 大阪地裁「心神喪失」と
大阪府八尾市で06年10月、家事の分担を求められたことに腹を立て、同居の兄(当時44歳)を自宅で刺し殺したとして殺人罪に問われた無職の男性(43)に対し、大阪地裁(笹野明義裁判長)は26日、「犯行時、心神喪失だった」として無罪(求刑・懲役7年)を言い渡した。
判決によると、男性は06年10月6日朝、八尾市内の自宅で兄から「米研ぎと皿洗いは絶対にしてもらう」と言われたことに腹を立て、兄の背中に包丁(刃渡り17・5センチ)を突き刺し、失血死させた。
男性は90年から統合失調症を発症し20回以上の入退院を繰り返していた。公判では検察側が、起訴前の簡易鑑定から心神耗弱にとどまると主張していた。
判決は、男性が統合失調症によりストレスへの耐性が弱くなり家事分担を重い負担と感じたことが殺意のきっかけとした。笹野裁判長は「犯行と統合失調症の結びつきは極めて強い。善悪を区別して行動を制御する能力がない状態だったとの疑いが残る」と結論付けた。【北川仁士】
【裁判】「中2の息子が飛び降り自殺したのは、担任の教師がたばこを取り上げたため」と主張の両親の賠償請求棄却 長崎地裁
長崎市の市立中学校で2004年3月、2年生の安達雄大君=当時(14)=が校舎から飛び降り自殺したのは、たばこをめぐる教師の指導に問題があったためとして、両親が市に約9000万円の賠償を求めた訴訟の判決が30日、長崎地裁であった。田川直之裁判長(須田啓之裁判長代読)は両親の請求を棄却した。
両親は、担任が安達君を掃除用具入れに入らせ、たばこを取り上げたことや、多目的室での生徒指導が行き過ぎだったと主張した。
一方、市側は「必要な指導だった」と反論。自殺との因果関係も否定していた。
■ソース(時事通信)
最後のは、なっとくいかねぇというよりも、世の中DQN親が増えたなぁと思って
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