BUDAPEST '71

MODEL:BUDAPEST '71

MADE IN TAIWAN


今回の依頼はSmitsさんからでシュータンスポンジ交換・床材交換・アーチクッキー設置。

割れてクタクタになっていた床材を新規で作製。アーチクッキーを設置しインソールはオリジナルを流用。

次にシュータンのスポンジ交換。生地はオリジナルを使用。スポンジは8ｍｍをチョイス。

画像左：フロントサイドBEFORE N AFTER / 画像右：バックサイドBEFORE N AFTER

シワシワのご老体から見事プリプリの10代に復活を遂げました(笑)

スニーカーの生産国・モデルにもよりますが、日本製・台湾製のシュータン生地は前後であまり収縮しない同じ生地を

使用している事が多く、仕上がりもキレイにいきます。

一方、アメリカ製の裏生地は収縮率が高く薄いメッシュ材の様な生地が多く採用されています。

この場合、表地と裏地で全くサイズが合いません。故に施工するとなると裏生地を無理やり引っ張って極力表地と同じ

サイズにします。余計な圧力が掛かるので施工も難儀な上に、仕上がり度も上に掲載した画像などに比べると落ちます。

基本的にＵＳＡ製オリジナル裏生地の流用はお勧めしておりません。

しかしながらオリジナルの裏生地を使用して欲しいとのご要望が多々あります。

説明はしておりますが現在シュータンリペアでご依頼頂いてるお客様、またこれから修理を検討されているお客様は

上記の点を何卒ご理解頂きたいと思います。

またこちらも納得のいく修理ができるよう日々精進致します。



ご依頼ありがとうございました。


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GRECO

MODEL:GRECO

MADE IN JAPAN


ｕｄさんからの依頼でカラー補修。

NIKE CHRONICLE P57に掲載されたモデルで、このカラーパターンは希少ですね。

両足トゥのレザー部に擦れて地肌が見えてしまっている箇所があり、補色します。

今回、提携している革専門の染色職人の方に全てお願いしました。

BEFORE画像を撮り忘れてしまったので、CHRONICLEをお持ちの方はそちらを参照、

お持ちでない方はお買い求め頂き比べてみて下さい(笑)

ただ上から染めた場合、よく見るとステッチに色がのってしまい染めた感が出てしまいますが、

これはステッチに色が染みないように小技を使っているので、ごく自然な仕上がりです。


ご依頼ありがとうございました。


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COLORADO

MODEL:COLORADO

MADE IN U.S.A.


SMITSさんからの依頼でソールレストア。

まずアッパー・ミッドソール・アウトソールと三枚おろしに。


ミッドソールヒール部には接着材の大きな劣化痕があり、これを含めて全部きれいに古いボンドを削り落とします。


そして各パーツを接着し完成！


今回より接着強度を上げる為、接着剤をボンド系からＣＲ系に変更しました。

専門的なので詳しい事は割愛しますが、これにより様々な素材と下処理材を併用する事により接着する事ができます。

全部が全部接着可能というわけではありませんが、多用途で今まで使用していた接着剤より接着強度があります。

接着剤の色も無色に近いので、仕上がりもキレイです。




前回のコロラド修理でも書きましたが、個人的にこのモデルが大好きです。

ホワイトメッシュにブルー・イエロー・グリーンが映えますね～。記念にツーショット！！


ご依頼ありがとうございました！


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