真実の姿

真実の姿は探そうと意識しても見つけられない

何かに夢中になり誠実に向き合っている時や没頭せざるを得ない状況になっている時その入り口へ自然に入っている

それからもそのことすら気付かずその入り口を進んでいる

誠実に向き合っている対象が人であれ自然であれ科学であれ芸術であれ技であれかまわない
その対象と向き合うことで苦悩や悲観が大きいほど入り口が大きいかもしれない

その入り口を進み深い奥にまで至ると向き合っていた答えが見いだされながら意識していなかった真実の姿が引き寄せられて来る

それはまるで予備水をいれて汲み出される井戸水のような
驚きと喜びと快感さと新鮮さがある

真実の姿を知るとそれまでに感じたこともない静寂ながら深い感動を覚える

しばらくしてその感動を胸に
真実なる姿の探求を模索し始める
何故ならそうせざるえない衝動にかられてしまうからだ

それほどに真実の姿は完全で正確で美しい輝きを放ち優しい

そして自ら正統性など表現せずともその眩しさに引き付けられて行く

真実の姿を探求し続けて行くとそれまで気にもしていなかった偽なる姿も同時にみえてくる

真偽･陰陽･表裏はそれぞれ一体であることを理解するようになる

ならばすべては一つで繋がっていて分離などは幻だったことを思い出す

そこが真実の姿の出口であり新しい世界の入り口となる

その第二の入り口を進んで行くとたくさんの自由で輝く選択がまるで宝の山のように待っていてくれる

それからはただひたすら感謝を胸に進んで行こう

迷ったり疲れたら休んでかまわない

でも投げ出してはいけない

真実の姿を確認するまでは
・・・



サンスベリア花言葉
「永久．不滅」