リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

産卵観察会 直前情報 今年のアユは大きい、でも

2005-10-20 11:35:39 | アユの流し目/雑記帳
先週末の雨で長良川の水位は少し上がり、アユの流下がさかんになったようだ。

 観察会を行う長良橋下流にも産卵場に集まるアユをねらった「がり」とよばれり引っかけ針による漁がおこわなれている。

 しばらく渇水状態でアユが動かなかったことから、産卵場を訪れるアユが減少していたが、待望の雨。
 早速、潜って観察しに行った。

 産卵の盛期には、午後4時くらいには、オスの群れが一団となって産卵場の一角に集まる。その一団の中に、下流からメスが上ってくるのだ、でも今年はオスの群れが見られない。

 しばらく下流側に潜って見ていると、上ってくるメスが見えた。

でかい。 今年のアユは大型だ!
このところ長良川のアユは小型化していて、20cmに達するものは少なかったが、今年は、20cm以上、大型は25cmクラスがいる。

 メスの姿を追って、少し上流に移動すると3尾ほどのオスがいた。
付近でオスの群れを探したが、大きな群れはなく、数尾が訪れるメスを追いかけていた…。

 以上が、直前情報です。
 今年のアユは大きい、でも。数は本当に少ない。
数が少ないと、産卵の瞬間を捉えるのが難しいのですが、なんとか、産卵の瞬間をお見せできるよう、策を練って頑張ります。
 請うご期待!!
 ニイムラ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全釣り協のページから コク... | トップ | アユの産卵 1999年10月... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アユの流し目/雑記帳」カテゴリの最新記事