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リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

頼まれた ハンミョウ

2012-01-18 15:29:43 | メコン川研究所(メコンの目改題)
http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry?iid=0c63bbb378db4a9b33856ff291bb3ce1#

「Cosmodela virgulaの大きさは 他の種と変わりません(約1.5cm)。写真の中の種では、最初のCalochroa carissimaだけが極めて大きく、2倍くらい大きく感じますが、それ以外の種 は、斑紋で区別するしかありません。ただし赤みのある色合いはvirgulaだけ です。
おそらく、ふつうにオープンな場所でハンミョウを採れば、9割以上はC. virgulaが占めるでしょう。C. carrissimaは広い砂地の川岸にいると思います (見せて下さったシ-バンドーンの写真の風景のような河岸に多いと予想しま す。この種は大きい分、警戒心も活発さも別格で、採るのが一苦労ですが、そ れだけ採りがいのあるハンミョウです。釣りで狙っていた大物を釣り上げた感 じでしょうか)。
他の2種は丘の麓か森林の中とかの、日陰のある裸地、林床のけもの道や小径 にいると予想しますが、私は採ったことがないので実際の生息場所はよく分か りません。
シーバンドーンは南部のカンボジア国境近くなのですね。C. carissimaと harmandiの分布範囲です。他の2種の分布は北に偏っているので、そこにはい ないかと思います。」

 この情報をもとに昨年の9月。雨季のラオスに来た。
ちなみに、ボクは昆虫採集はほとんどしたことがない。以前アフリカのタンガニーカ湖に半年ほど行ったとき、まつまとかずまという友人のチョウ研究者から捕虫網を預けられ、網の使い方、三角紙の折り方を仕込まれた。そして彼の依頼でオスジロアゲハの採集をしたくらいだ。
 初めてではあったけど、オスジロアゲハの採集は結構おもしろくて、白い雄と、雌の擬態3タイプを採集した。

 ハンミョウは河原で見たことがあった。たまたま、かわなべさんの受勲パーティでほりさんに会って、ラオスに行くというとハンミョウを頼まれた次第。

 そしてとらえた標本がこれだ。



 とったどー
 と、いさんでメールした次の日。
 泊まっていたホテルのコテージが流され、メコンの中に沈んだ。
 標本もボクのカメラやパソコンその他持ち物全てが流れていった。

 それでも、懲りずにこの場所に来ている。
 ともかく暑いので、夕方に雨季に採集した場所に行ってみる予定だ。乾季にどうなっているのか?
 すこし楽しみでもある。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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お~~いいね。 (まつべぇ~)
2012-01-18 17:55:03
ハンミョウいいですね。きれいだね。
おれもメコン行きたいな。近くでフォー食べれます。
beerは333?それともSaigon?Halida?
どれでもいいけど、、飲みたいね
返信する
らおす  (ニイムラ)
2012-01-18 23:43:04
ラオスにはラオスの食べ物もビールもあります。ベトナムに行った方がいいでしょう。;
返信する
あ~そうだった (まつべぇ~)
2012-01-19 05:34:21
てっきりメコンなので、ベトナムだと早合点してしまった。
そうだ、ラオスでした。こりゃまた失礼致しました。
だったら、ラオスのビールや料理たべたいな。
紹介してくださいな。
返信する

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