リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

ウシモツゴの再導入

2005-11-27 19:10:57 | 異人録 外来生物を巡って
ブラックバス駆除を行った関市のため池にウシモツゴを再導入した。

 いったん失われた自然を取り戻すのは大変なことだ。そして、貴重な自然、魚だからといって、誰もが勝手にいろいろな場所に放すことは、新たな問題を生むことになる。そんなことから、日本魚類学会では放流についてガイドラインを公表している。

生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン

 今回の再導入は地元の市民団体、岐阜県、関市などが行った協動事業だが、このガイドラインが公表されてから初めて?というべき、貴重な事例だ。
コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バス問題の経緯と背景 | トップ | ウシモツゴとシナイモツゴ »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めて? (あきば)
2005-12-01 18:20:48
初めてではないです。既にワタシも関わっている尻別川のイトウ個体群復元のための再導入(2004年9月)は魚類学会とIUCNのガイドラインに沿っています。現在も放流後の流下分散について年に3回のモニタリングを継続中です。



今後日本各地で行われるであろう再導入を行っている人々が一堂に会して問題点や改善点について話し合える日が来るといいな、と。
返信する
ガイドライン公開後 (ニイムラ)
2005-12-01 18:42:12
公開年度が2005だから、その後という意味。



あまり意味はないのだが、公開されたガイドラインについては、もう少し、宣伝して、批判も浴び、悪いところは直すべしと思っている。



 時に、カメラは元気か。風邪ひかないように、あなたが!。

返信する
まあ、 (あきば)
2005-12-01 21:52:48
ワタシも順番をどうこう言うつもりはなくて北海道でもやっていますよってなはなしです。



さすがにカメラは冬眠時期に入りました。今シーズンは60分テープで都合6本、サクラマス、アメマス、ブラウントラウトが主な被写体です。先月はビワマスを撮影しにそちらに遠征しましたが、願い叶わず死体ばかり撮影しました。ただ初めてビワヒガイをみることが出来たのは思わぬ収穫でした。



もしかしたらブラウン、ニジマスの産卵撮影で再度潜りにいくかもしれませんが。



>風邪ひかないように、あなたが!



馬鹿は風邪ひかないと言うじゃないですか。わはは。
返信する
おいおい (ニイムラ)
2005-12-01 22:00:59
来たのなら、連絡ぐらいせい。
返信する
すみませぬ (あきば)
2005-12-01 22:19:35
以前新村さんも会った事があると思いますが、北大水産出身で大阪で同業者をやっている奴の手引で行きました。なにせメチャクチャな強行軍であっという間の4日間でした。あの辺はサクラマス・サツキマス・ビワマスが微妙に入り組んでいるみたいで面白そうですね。来年はビワマス・サツキマスをダブルで狙えたらなあと。



今度は前もって連絡するようにします。
返信する

コメントを投稿

異人録 外来生物を巡って」カテゴリの最新記事