リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

アユが沸く

2006-05-02 17:49:45 | アユの流し目/雑記帳
 
 ボクはどちらかといえば小さな川が好きだ。

全長が20kmくらい、山から下り、海へと直接注いでいる。
流域には人家が余りないか、下流にまとまっているぐらいがいい。

もちろん、上流にはダムがあってはだめ
 そんな川の浅場に横になって、餌をたべているアユの群れを見ている。

 遡上した稚アユが群れている。魚が沸いているようだ。

浅場というのは、光に満ちていて、アユにとっていい餌の珪藻も多いと思うのだが、本当はサギの仲間の領分。
たぶん、アユもサギに食われないように、命がけで、餌を採っている。

 だから、人間が横になってじっとしているのは、あまり気にならないのかな。
人間を気にはしつつも、アユたちは懸命に餌を喰う。ボクは、サギよけの案山子みたいなもんだ。

銚子川で横になってアユを見ていた。
水温は17度。ようやく春が始まっている。
ドライスーツで潜っていたのだけど、どこかに穴が開いていて、水が漏ってきた。
夏の川なら裸で潜ってみているのにね。

スーツの中は水が入って、中やら外やら分からなくなってきた。
さすがに堪えきれなくなって上がってきたのだけれど、
暖かな春の夕方の道路を、暖房を効かせて帰ることになった。





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1 コメント

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さわやかな春の川 (ヒラマツ)
2006-05-03 08:16:15
 アユの群泳!春の川の象徴ですね.

いいです,さわやかです.

 最近四国地方で関連する話題として

肱川で大量のアユとヨシノボリ類が干上がって?

死亡したらしいです.愛媛新聞に載ってました.

 連休は田んぼですか.そういえば,この田んぼに

関連する話題として,愛媛県衛生研究所が今年から

里山の動物植物調査を松山市郊外の東温で行われる

らしいです.世の中,新村さんの言うように

まさに”田んぼブーム"ですね.

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